概要
モーハウ(Moehau)とはニュージーランドの先住民マオリ族に伝承される、別名マエロエロ(Maeroero)と呼ばれる怪物で、北島のコロマンデルにあるモーハウ山に棲むといわれている。
その他マエロ、マタウ、トゥオランギ、タオンギナ、ラプワイという呼び名の者とも同一視される。
なおマエロとは南島の山林の住人だと伝承される、棍棒を持った毛むくじゃらで鋭い爪を持つ攻撃的な野人、もしくは超自然的な巨人で、最終的にマオリ族との闘争に敗れて逃れたものの子孫がモーハウとなったのだともいわれている。
1970年代になって、ハンターやキャンパーによるいくつもの目撃例があり、まるでビッグフットやイエティのようなUMAとして報告されているが、その時期の事例については逃げ出したゴリラがその正体であるという説がある。
なぜならば1924年にワイアロ付近に停泊していた船にはゴリラが飼われており、船から落ちて行方不明になっていたという事実があったためである。