声 - 稲葉実
キャラクター詳細
モナコカップの運営委員長。サンピエール(モナコカップのアメリカ代表チームでもある)のオーナー・霧崎雄一に買収され、日本代表であるパンタジアチームを脱落させようと画策し、その過程で同チームの選手である東和馬、河内恭介、諏訪原戒の3人を事故死に追いやる形で始末しようとした。最終的には、モナコカップの不正を探るべく暗躍していたモナコ秘密警察の捜査によって悪事が露見してしまいその結果、霧崎の刺客に自殺したことにされて始末された(アニメでは助かってロシアに逃げたため、行方不明ということにされた)。
人物
表面上は物腰の柔らかい温厚な初老の紳士だが、その本性は金銭欲の塊の様な卑劣漢で、自らの地位を悪用してモナコカップを裏で操りフランス代表チームの優勝に暗躍する事さえ平然としでかす程。また、計算高い狡猾な本性が影響してか、自身をモナコカップの運営委員長にするようモナコ王に働きかけてくれた恩人である筈の霧崎雄一の事も「日本企業であるサンピエールにアメリカの代表権を取得させる」などの不可解な行動を理由に内心快く思ってなかった様子。その一方で霧崎に圧力が掛かるまでは和馬たち日本代表チームの殺害までは視野に入れずにいたという点では、霧崎や梓川雪乃と比べて良識的な側面も持ち合わせていた。