この記事には一部ネタバレが含まれます。
概要
イースオリジンの登場人物。
同じく主人公であるユニカ=トバとは対照的に、天才魔導師である。しかし、兄に対する反感から必要のない発言で周囲の怒りを買うこともしばしば。
トール編でボスとして戦うときの二つ名は「迷いの後継者」または「自失の後継者」。
イースIのダルク・ファクトの先祖にあたる。
ゲーム内での動き
ユーゴ編において
兄・トール=ファクトが裏切ったことを父親から聞かされ、兄を討つべく地上に降りる。しかし、実際はトールの実力を羨ましく思っており、本当は好きではないのかということを敵であるエポナに言われ、かつ、彼女からは大切に思われてしまう。
「ファクトはほかの人と同じであってはならない」という父の考えから抜け出せず、ゲーム中盤に兄・トールに敗れた直後には「トールを超える力がほしい」という考えが強くなってしまう。
また、女神が黙って姿を消した理由を無理やりにでも問いただそうとしたり、捜索隊のほかのメンバーを「馴れ合いのない連中」と罵倒したりと無礼な面が目立ち、女神に対して忠誠心の高い女騎士セシリアと激突するところをカデナに止められる一面もある。
先述の思いからダレスの「兄どころか六神官を超える力をやる」という甘い誘いに乗ってしまう。そしてその力で暴走してしまい…。
「アハハハハハハハハ!! もう遅いんダヨオ!!」
ユニカ編において
ストーリーに登場する回数は少なく、初対面も割合遅め。しかし、ある場所で非常に大切なアイテムを渡す役割を果たしている。
ユーゴの本来の性格はユニカ編ではほとんど見えず、非常に大切なアイテムを受け取る直前にトールに罵声を浴びせているところをユニカが目撃する程度。
トール編において
主人公の弟で、かつ上述通り抹殺するよう命じられているためか、ボス敵として対戦する機会が2回ある。
上述のダレスの甘い誘いがエスカレートしており、2回目に戦うときは完全に「魔の因子」に乗っ取られた状態で戦うこととなる。
その後
トールはイースに戻り、ユーゴは地上に残ったので、ダルクは子孫にあたる。
ユーゴに埋められた魔の因子は失われておらず、しかも「闇」の戦士であるエポナとカップルになろうとするなど不穏な行動をしており、このことがダルクの魔人化を招いたのかもしれない。
本作では「クレリアの剣でなければファクトの結界は破れない」ことが明示されており、ダルクの弱点だった理由がきちんと説明されている。
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ダルク・ファクト - 子孫