概要
1994年に発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM^2用ゲーム『モンスターメーカー 闇の竜騎士』の主人公。
フェルンドの村を出て、真相を明らかにするために旅立つ。
育った家は生家ではなく、捨て子だった。
モンスターと会話することが可能で、それ故に周囲から疎まれていた。
しかし、実際には健気で明るい性格の持ち主である。
中途半端に切れ長の耳から、ハーフエルフではないかという推測がなされていた。
NECインターチャネル(当時)の多辺田プロデューサーの『出す出す詐欺』の最大の被害者。
発売は延期に延期を重ねた挙句、ようやく発売されたときはPCエンジンの世代交代間近という時期。
(すでにサターンの概要が巷に流れ始めた頃である)
しかも内容は「前半分」だけ。
後半となる『モンスターメーカー 神々の箱舟』はとうとう発売されなかった。
この為、彼女の素性、出生の秘密、真の能力などは語られずじまいだった。
(ただ、モンスターメーカー世界の年表上からすると、
彼女の結末は決して恵まれたものではなかったかもしれない。
実際、『闇の竜騎士』の公式ガイドブックにはそれを匂わすインタビューが載っていた)
文字通り『悲劇のヒロイン』となった彼女だが、
後にTCG『モンスターメーカー リザレクション』では見事カード化されている。
名前回頭ネタ
彼女の名前を逆さから読むと「アイラ」になる。
創作、分けてもファンタジーでは「アイラ」という名前は珍しくないが、
実はモンスターメーカーにもいる。
小説『モンスターメーカー ドラゴンライダー』の主人公で、
ゲームボーイ版『モンスターメーカー2 ウルの秘剣』にもチョイ役で出ている。
ただ、pixivには現在のところまだ該当する絵はない。
あれ!?
「ライア」をpixiv上で部分一致検索すると、
「トライアングル」などさまざまな単語でヒットするが、
なんと、人名でヒットするキャラクターがいる(いた)。
『魔法少女リリカルなのは』シリーズのユーノ・スクライア。
よく見ると、ライアとユーノは2人とも目が緑色である。
……まさかね。