ラドゥエリエル
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てんしをうむてんし
アブラハムの宗教の登場する天使の一柱。
ミカエル、メタトロン、にも比肩し得る強大な権威を有し、歌声や聖句から天使を生むという。
ラドウェリエル【Radoweriel】とも呼ばれる。
世界の始まりから、最後の審判に至るまでの世界の全てを書き留める「記録天使」の一人。
またその書庫の番人ともされる。
最大の権能は「天使を生む」能力。
ラドゥエリエルが歌や神への賛辞を口にすると、その一句一音が天使へと変化していくという。
天使を創造する権限は、本来神のみ特権とされており、ラドゥエリエルだけがこの特権を許されている。
このため『第二エノク書』では、ラドゥエリエルの地位は天使の階級のさらに上と位置付けられている。
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