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アニメ版『中華一番!』 / アニメ版『真・中華一番!』の順に表記。

cv: 置鮎龍太郎嶋方淳子(幼少期) / 榎木淳弥

概要

漢字表記は『蘭飛鴻』で、それを準拠とした中国語版も同じ表記であるが『飛依(フェイの意味)』とも表記され、敬称の『阿飛』と呼ばれることが多い。

実写ドラマでは『阿飛』が役名のように扱われ、ピーター・ホーが演じていた。

広州特級厨師であり、マオの最大の好敵手。17歳であり、なんとあのレオンと同い年。

の色合いが印象的な服を纏い、亜麻色の長髪をした美青年。

冷静沈着であり物事に動じない性格。

自分で信じた以外の運も宿命も信じない強い自立心を持つ。

宮廷料理人である龍厨師となる前は広東省「大同館」で修業していた。

史上最難関と言われた広州特級厨師試験に初めてマオと出会い、マオと共に合格した。

お互いを最大の好敵手と認め合う。

料理の才覚はマオと同格、あるいはそれ以上のものであり、若くして宮廷料理人の中でも最高位とされる「龍厨師」の座にある。

特級厨師試験官のレイカをして「そのニ宿星、いずれ中国料理界を揺るがす」と称される。

特級厨師試験では「絶対佳人」を「国士無双に不可欠なもの」として、麺で表現。

さらに本試験では「麺にして麺にあらず」という課題を冷麺で合格した。

シャンの策略により離ればなれになったシェルとレオンの代わりに、一時的に伝説の厨具探しの旅に同行。伝説の厨具「迦楼羅刀」に継承者として認められた。

皇帝御前料理大会決勝トーナメントでは伝説の厨具を使用しなかったマオ、カイユ、エンセイとは異なり、迦楼羅刀を用い五虎星エンセイを試合放棄に至らしめた。ただし無闇に使っていた訳ではなく、迦楼羅刀を使用したのは皇帝御前料理大会のみ。継承者となってからそれまでの間は滝つぼの底に自ら封印していた。

出番こそ多くはないが、主要キャラクターの一人らしく、度々マオの窮地に現れては彼に助言を残している。

作中内屈指の実力者でもあり、一人で満漢全席を作り上げ、包丁の音を聞いただけでも五虎星エンセイが

戦意喪失する程。その中華料理の技量は、宮廷料理人の龍厨師として最大限に発揮されているのだと、

作品の中で描かれている。

作中では極力触れないようにしているが、マオやパイ仙女、及びに裏料理界とは、決して浅くない不思議な所縁と妙な関係があるらしい。また紫禁城では仮面の女厨師パイランとして参戦した。

宮廷料理人である龍厨師、さらには宮廷厨房の副料理長まで登りつめるが、料理人の位よりも自らの夢を選び、マオたちと共に大陸に「味の架け橋」をかけるため旅に出る。

アニメ1作目では設定がいくつか異なり、幼い頃、両親を仮面の料理人達(その正体は裏料理界の一員)に殺されて自身も拉致され、料理修行を強制させられた末に脱走し、パイに助けられたという過去があった。

特級厨師試験の後は敵討ちの為に裏料理界総本部へ向かうも、逆に捕らえられ薬で洗脳されてしまい、麟厨師のヨウシとシイホウと共に北京にやってきたマオの最後の敵として立ちはだかった。

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