CV:吉田理保子
概要
リュウ・マオシンの母親。故人。
「四川料理の仙女」と称された偉大なる料理人であり、生前は四川省随一の国営菜館「菊下楼」を料理長として切り盛りしていた。
弟子のショウアンを四川省特級厨師として自らの全てを伝授し天才料理人として育て上げたが、マオにしてこの母ありなお人好しが仇となり、ショウアンの人間としての本性と秘めたる悪しき野心を見抜けず、恩を帳消しにするだけでは足りないほどの裏切りを受けてしまい、心労から本編開始以前に亡くなってしまった。
実はかつて、マオ同様に世界を裏から牛耳ろうとした裏料理界と壮絶な死闘を繰り広げ、伝説の厨具を求めて大陸中を旅して回ったという過去を持つ。
アニメ版ではショウアンがパイを見限る経緯が異なっており、原作とは逆に当時は半人前だったショウアンを厳しく叱責していた。
無論それは全て、ショウアンには行く行くは料理人として大成して欲しいと願い、その為に根本的な部分を疎かにせず徹底的に叩き込む為であったが、技を盗む事を優先していたショウアンはパイに猛反発して彼女の元を去ってしまった。