アニメ版『中華一番!』 / アニメ版『真・中華一番!』の順に表記。
概要
漢字表記『四郎』で、中国語版では『志郎』。
桂林で中華料理屋「菜根館」を営む日本人の母親を持つ混血児。11歳。
日本人であることを誇りに思っているのか、日本のことを『神国日本』と呼んでいる。
料理修行の旅に出ていたリュウ・マオシンと出会い、実家の危機に馳せ参じ、救われて以来は、一番弟子(押し掛け弟子)として同行。
マオのことは「マオ兄」、メイリィは「あねご」、シェルは「アニキ」と呼んでいる。
最初の頃はお調子者でトラブルメーカー(例として「売られている工芸作品を大量に壊し、損害を求められる」・「金がないのに高級料理店に入り、袋叩きにされる」など)の感じが強かったが、彼を兄のように慕い、いついかなる時も彼の勝利を信じていた。
日本の食材も時に扱う飲食店を経営しているからか、マオやその他一行に、お握りに納豆、他にも梅干等和食のことや日本列島由来の独特な食材について教えた(主として梅干チャーハンやショウアン戦の前夜等が良い一例)。
だが、料理の腕は見習いレベルで『現在修行中だからまだまだ』との事。
「油通ししてないふやけた野菜炒め」を出してシェルとマオを引き合わせた事について、後にシェル本人から礼を言われている。 しかし、ピクニックでは、シェルが釣った泥臭い川魚を薫製にしていた際、シェルの路銀入りの布袋を燃やしてしまい、結果としてシェルは路銀稼ぎに点心の屋台開いて(シロウは雑用として強制労働)長居する羽目となり、シェルも裏料理界との戦いに参戦する一因となった。
なお、腕はともかく料理知識自体は珍しい食材も含めて勉強しており、時に解説役を担うこともある。
滅多にすることはないが、真面目な顔をすると(美人である母親譲りの)なかなかの美男子でもある。
作中ではユウカとの話で、『ラーメンシロウ』なる出店を開いているが、作者本人曰く「名前は自分の通っていた大学の近くにあるラーメン屋さんから取ってきました」だということで、元ネタはあのラーメン次郎だと思われる。