リザ(デスマ)
りざ
CV:津田美波
書籍版漫画版では橙鱗族の少女(Web版では蜥蜴人族)。上記の人間に近いイラストは橙鱗族の姿のものである。赤い長髪に長身でスレンダーな体型。生真面目で落ち着いた性格。
橙鱗族の里のキシュレシガルザ氏族出身。鼬人族との戦争に敗れて故郷を滅ぼされ、セーリュー市で奴隷として生きていた。
web版の蜥蜴人族の容姿はリザードマンそのものだったのでweb版でのサトゥーは彼女の種族や親族を流星雨で死なせてしまったと思いこんでいた。
主人である奴隷商人とザイクーオン神殿の神官の共謀による扇動で、ポチとタマとともに市民たちから虐げられていたが、魔族との騒動で主人が死亡した後、サトゥーにポチとタマとともに拾われ、迷宮脱出後に正式にサトゥーの奴隷となる。
前の主人からは「蜥蜴」と呼ばれていたが、主人がサトゥーに変わった事で本来の名前が長すぎる上に擦過音が混じる人族には呼びづらいというリザ本人の希望もあって彼女の本来の名前を参考にサトゥーに「リザ」と名付けられ、「リザ・キシュレシガルザ」と名乗る事になった。 よってリザはポチやタマのように犬はポチ、猫はタマ、「蜥蜴はリザードだからリザ」と適当に名づけされたわけではなく、リザは本来の本名から取り入れられた名前なのでサトゥーのダサいネーミングセンスの被害者ではない。
命の恩人であるサトゥーへの忠誠心は強く、戦いでは槍を持って前衛の要を担い、サトゥーに敵の弱点などの助言をしている。また、ポチやタマなどの保護者的な役割も務めている。
初めから「槍」スキルを持っており、槍と尻尾攻撃を組み合わせた巧みな戦法で前衛の要となっている。「悪魔の迷宮」では「刺突」「解体」に加えて「料理」スキルも習得しており、サトゥーやルルがスキルを手に入れるまでは厨房を一手に引き受けていた。
肉好きで、特にすじ肉や食感がある肉を好むが、顎もレベル的な意味で鍛えられているため満足するような食感のある肉は常人には歯が立たない。皮の堅い果物や甲殻類の殻も好む。
褒められても顔には出さないが尻尾は正直でぴたぴたと地面を叩くように動く。
サトゥーの絵本の朗読の時には一行の中で一番真剣になる。風呂も好き。悪酔いはしないが酒を飲むとすぐ寝てしまう。
高所恐怖症ではあるが、それは落下する心配があるからなようで、落下する心配さえなければ問題は無いようだ。