概要
- ユニット:ナイトロード
- 出身:ラゼリア
- 参戦:MAP1
主人公のひとり。ラゼリア公子。17歳。
ゾーア帝国打倒を掲げリーダーとして戦争に身を投じる。もう一人の主人公ホームズとは兄弟同前に育った親友。
性格は生真面目かつ冷静沈着。かつドライで淡泊な所も目立つ。
もうひとりの主人公・ホームズに比べて、見た目はオーソドックスな王子系主人公だが、戦争の中では非常にクールで強気な言動をすることが多い。
特に腹心の部下で側近のオイゲンに対して辛辣な言動を取ることが多いが、それは普段のオイゲンの素っ頓狂な言動や、軍師役でありながら自軍を不利にさせる作戦を立てるなどといった行動によるものも大きい。(しかし物語終盤ではそんなオイゲンの言動が、自分を冷静にさせ正しい方向を導く為にわざと行ってくれたものとして感謝している)
6勇者のひとり・グラムドの息子であるが、その若さ故に戦争の中では舐められがち。そんな環境も相まって、甘えは許されず、上記のように冷徹な振る舞いをせざるを得なくなったとも見られる。
部下や仲間からは一定の信頼を得ているが、友人と呼べる関係は幼馴染のホームズしかおらず、基本的にホームズにしか心を許していないと思われるふしが見られる。そんなホームズとはゲーム中ほぼ別行動の為、時折合流する際には非常に喜び、年相応の顔を見せてくれる。
また、ヒロインのエンテとは、幼い頃に3日間だけ遊んだ間柄であるが、中盤までそのことを言及せず、あまり彼女のことを気に掛けるそぶりも見せない。だがそれは、自分が「守る」と誓った彼女が急に姿を消したことを幼いリュナンが受け止め切れなかったことが大きい。
思い出した後も、そのことをずっと黙っていた彼女に対して激しい怒りをぶつけるといったリュナンにしては珍しく感情を制御できない面が見られた。
また、上記のイベント直後に、リュナンに初めてエンテに対する支援効果(肉親や恋人等、特定の相手が側にいると戦闘能力が上昇する)が付与され、彼女を愛しているからこそ許せなかったという複雑な心理が垣間見える仕様となっている。(エンテは登場時からリュナンに対する支援効果が付いている)
ユニットとしては
初期能力(特に防御)は弱く、強引に前に出して戦わせるのは難しい。
幸い専用装備のレイピアは騎兵や重騎士に特攻性能があるため、序盤のボスをエサに鍛えると良い。
成長率はバランス良く普通。
レベルが上がれば戦闘用のスキルを身につけるため、中盤からは何とか戦える程度にはなる。