リリーナ(トラスティア)
りりーな
私が望むのは、神様から解放された世界・・・この世界が「偽りの世界」なら・・・望むのは「真の世界」です!
献身的な性格だが、自己評価がかなり低いことをアインスのメンバーから心配されている。
元々料理店で働く予定というだけあって料理が得意であり、作中でもその腕を振るい、食糧不足の軍にカレーを送ったり、トマトが食べられないフレッドにトマトを食べさせたりとその腕前は相当なものである。
物語が始まった時点ではそういうことには無縁だったため、剣も扱えない程戦闘力がなく、戦闘の際は後衛で魔法を用いて戦う。
また、田舎から越してきたということもあって都会のものに驚く場面も多い。
剣を扱えない時期はひたすらに後衛で魔法を詠唱する魔法使いタイプしかとれない。
が、ジークハルト殺害後は半年間の特訓によって剣が使えるようになり、あらゆる距離から戦える魔法戦士になっている。今までのように後衛から魔法をうつのも、前衛や中衛に進んで細剣で戦うのもプレイヤーの自由である。
また、覚醒後はクリスタルスピアという低消費かつヒット数が多い攻撃を最初から習得しており、近距離戦はこれを主軸にするとよい。
秘奥義は数多もの光の剣を召喚して敵を切り裂いたのち、自身も細剣を構えて突進する「イセリアルセイバー」。
彼女は前のレーヴァティンの使い手であるレーナの転生体である。
話は人魔戦争時代に遡り、レーラとジークハルトが悲願を達成しようと神殿を進んでいた時、レーヴァティンと対を成す「邪剣レヴァンティン」の使い手であるヴェインハイト(ウィルドの前世)に、ジークハルトをかばったレーラが滅多刺しにされて殺害される。
その後怒りに震えるジークハルトの手によってヴェインハイトは撃破されるも、レーヴァティンの力でもレーナの再生は不可能だった。
そこで瀕死のヴェインハイトは、焦るジークハルトに「転生の理」(死んだ人間が別の人間に生まれ変わるシステム)を作る様にそそのかす。
その転生の理によって生まれたレーナの転生体こそがリリーナである。
しかし、リリーナとレーナの人格は別にあり、二期のラストシーンで世界をどうするかリリーナが決断するシーンで会話している。