長年の悲願が叶うんだ。ならば、僕がここに来てもおかしいことではないだろう?それに、そろそろ「頃合い」でもあったわけだしね。
概要
アインスと軍の仲介をしている軍人で、階級は「中佐」にあたる。
アインスのリーダーであるジークハルトとは古い知り合い。
かなり博識で、守護神の場所や古代の魔物にも詳しく、パーティメンバーのナビ役の存在である。
ジークハルトの墓の前にて
ジークハルトがゼノに殺害されてしばらくし、最後の守護神の力を得ようとするリリーナとフレッドの覚悟を試すべく、ジークハルトの墓の前で二人に戦闘を申し込む。
戦闘後、彼の墓の前で「自分がいる限りジークハルトの願いは絶対にかなわない」という趣のセリフを彼の墓に言い放った。
黒幕
彼こそが作中で起きた「イグナードとゼノによる襲撃事件」と「ジークハルト殺害」の黒幕。
神殿の奥へと進むリリーナ達の後ろに突然現れる。
その後、彼はアインスのメンバーや軍だけでなく、「邪剣レヴァンティン」の現在の所持者であるゼノも操っていた事を暴露。
彼の目的はこの世界の破壊であり(経緯は後述)、その為にはリリーナが邪魔ということで、彼女を抹殺するために刀を抜き、戦闘に入る。
戦闘スタイル
長大な刀を武器に戦い、雷属性のものを主軸に強力な剣技を多数操る。
墓の前での戦闘と比べて神殿での戦闘はリリーナ抹殺を目的としているだけあって段違いに強く、ガードを怠ると瞬殺される可能性も考慮するべきである。
秘奥義は瞬間移動のような動きも交えて雷を纏った刀で敵を滅多斬りにし、納刀と共に雷を大爆発させる「雷神斬月」(らいじんざんげつ)。
ヴェインハイト(ネタバレ注意!)
さあ、終わりにしよう。君達の願いは、この僕が壊してあげるよ。この偽りの世界と共に!
彼の前世はヴェインハイトという、人魔戦争時代に存在した万人から信頼の厚い騎士だった。
が、ある日偶然「邪剣レヴァンティン」がひけたことから、何もしていないのに、ただ、邪剣が引けたということだけで激しい迫害を受けてしまう。
その迫害から世界そのものを破壊しようとする復讐鬼に覚醒。
元々友人だったジークハルトをも裏切り、「神剣レーヴァティン」の使い手であるレーナを殺害、怒りに震えるジークハルトの剣で自身も倒れるが、死ぬ間際にジークハルトに「転生の理」を作る様にそそのかし、ウィルドとして転生する。
その後ウィルドとなった彼は前述したように軍、アインス、そしてゼノをも操作し、世界の破壊をもくろむ。
リリーナに敗北後は、ヴェインハイトに転生し直し、守護神四体を撃破した一行を待ち受ける。
戦闘スタイル(ヴェインハイト)
今作のラスボス。
邪剣レヴァンティンに宿る邪神の力を用いた攻撃を行う。
攻撃はウィルドの時以上に強烈であり、ラスボスらしい圧倒的な強さを誇る。
秘奥義は霊魂のようなものを召喚し、隕石のように連続で降らせる「アカシックノヴァ」と、
斬り上げた敵を衝撃波で追撃し、上空から最後の一撃を放つ「狂月朔夜」(きょうげつさくや)。
結末
敗北後、潔く負けを認め、リリーナ達の最後の目的であった「レヴァンティンの破壊」のために
レヴァンティンを渡す。
レヴァンティンとレーヴァティンの消滅により転生の理が消えると、敵対しても自身を友と信じてくれたジークハルトへ感謝の言葉を述べて消滅した。