概要
WOLF_RPG_Editorにて隼人氏が作成したゲーム。
テイルズシリーズを思わせるド派手な戦闘システムを搭載しており、フリゲの域を超えた戦略性を出しているほか、マップにもアクション性を大きく取り入れているのも特徴。
ウディタの第8回コンテストでは五位を獲得した。
ストーリーのあらすじ
田舎から上京してきた少女リリーナは、住居と職場を探すために「アインス」という組織を見学した時、偶然神の力を持つ剣「神剣レーヴァティン」を引き抜いてしまう。
その後リリーナはアインスのメンバーに進められ、世界の命運を握る戦いに巻き込まれることになる。
自身の宿命を受け入れたリリーナは、世界を護る為に、各地の守護神の力を手に入れる旅にアインスの面々と行動を共にする。
歴史
500年程前に、人類とモンスターの対立によって発生した「人魔戦争」という超大規模な戦争が勃発している。
登場人物
パーティメンバー
リリーナ
田舎から上京してきた少女で、偶然レーヴァティンを引き抜いたことから世界の命運を背負うことになる。
献身的な性格で、料理が特技。しかし、自己評価がかなり低い。
人魔戦争時代のレーヴァティンの持ち主の転生体で、守護神の力を解放するたび前の持ち主の記憶が脳内に再生される。
フレッド
アインスの最年少メンバーで、今作のもう一人の主人公。武器は斧。
お人よしかつ良くも悪くも子供っぽい性格で、突っ走ったり隠していたエロ本を掘り出されて没収されたり女風呂を覗いてフルボッコにされて文字で表現しきれない叫びをあげて撃沈したりとボケ担当になる。
姉を殺害し、自身も殺そうと襲ってきた怪物を撃破したジークハルトを兄貴と呼び慕う。
ジークハルト
圧倒的な力を持つアインスのリーダー。武器は大剣。
冷静沈着かつ厳格な性格で、仕事以外でのメンバーとの会話は少ない。
リリーナやレーヴァティンのことについて何か知っているような発言を多々する。
クルス
アインスのメンバーで、なにかとフレッドに世話を焼く保護者的存在。ツッコミと気苦労は日課のうち。武器は剣を合体させた銃。
元々は寒い地方の村で狩りをしながら暮らしていたが、村で起きた殺人事件にて共犯扱いされて村を追放された過去を持ち、アインスの「メンバーの過去には触れない」を自他ともに徹底している。
ルナリア
リリーナが来る前のアインスの紅一点にあたる女性。武器は弓。
美少女大好きなガチ百合で、初対面のリリーナに突然セクハラしたり、リリーナの応援一つで能力が異常に跳ね上がったりと筋金入りである。
ただし性方面に関してはしっかりしており、フレッドのエロ本を処分したり女湯覗きに報復攻撃を入れたりしている。
クルスの幼馴染で、彼が無実の罪で村から追い出されたときは村民の反発を受けながらも同行し、ほぼ同時にアインスに入っている。
ちなみに主人公のリリーナを上回り、作中でも明言された巨乳の持ち主。
協力者
ウィルド
軍とアインスの仲介役を担う博識な軍人で、階級は中佐。武器は刀。
ジークハルトとは昔なじみである。アインスのサポート役。
敵
ゼノ
クルスが共犯扱いされた殺人事件の首謀者(と言ってもほぼ正当防衛なのだが)で、レーヴァティンに対をなす「邪剣レヴァンティン」を持つ狩人の男。武器はレヴァンティンと短剣。
元々邪教のメンバーの子供であることが原因で、村単位でいじめられていた。
イグナード復活の際はイグナードを使役して軍に多大な被害を出している他、リリーナをかばったジークハルトを殺害している。
その後しばらくして地の守護神の力を得るために雪山に来たリリーナ達と本格的に交戦。
敗北後は転落死し、レヴァンティンは何者かに回収された。