概要
前作『すばらしきこのせかい』から3年後の渋谷を舞台としたゲーム『新すばらしきこのせかい』の登場人物、リンドウとショウカのカップリング。
主人公であるリンドウは友人のフレットと渋谷で遊んでいる最中に『死神ゲーム』に巻き込まれ、ゲームを取り仕切る存在「死神」の一人であるショウカと出会う。
初対面で既に喧嘩腰であり、その後も事あるごとにちょっかいを出してはズケズケと物を言うショウカに突っかかるリンドウ、という構図がしばしば見られる。
中盤以降もしばらくはそのままだが…
『新すばせか』後半の2人
『新すばらしきこのせかい』物語後半の内容を含みます!
度々ツイスターズをからかいに来る(実際はアドバイスをくれてもいる)ショウカに反感を持ちつつも毎日ミッションをこなしてきたリンドウ。
そんなある日、『死神ショウカの討伐』というミッションが出される。
最初は彼女と戦う事に何の躊躇いも無かったリンドウだったが、尊敬していたアナザーさんが実はリンドウ達を騙して陥れようとしていた事や、ショウカが自分たちに手を貸してくれていた事を突き止めると、ショウカを護る形でチーム『ピュアハート』に勝負を挑む。
翌日、死神の役職を奪われて行く宛を無くしていたショウカを呼び止め、自分からチームに勧誘する。
これは、今まで確固とした自分の意見を他人に言う事を避けてきたリンドウの大きな成長でもある。
W3以降、ショウカの本音を受け入れて本当の仲間になってからは色眼鏡を外して互いの姿を見つめられるようになり、その内面に少しずつ惹かれてゆく。
『新すばせか』最終盤のネタバレ
この先、物語ラストまでの重大なネタバレを含みます!!
The Last day'
渋谷の命運が掛かった最終日、リンドウのリスタートを始めとしたツイスターズの猛攻にもかかわらず、強大なノイズの前に仲間たちは次々と倒れていく。
リンドウを庇って瀕死の重傷を負ったショウカは、死神ゲーム以前からリンドウと親しくしていたスマホゲームのフレンド『スワロウ』が自分である事を仄めかす。
「じゃあね、リンリン」
最期に彼女は『スワロウ』だけが知るはずの名前でリンドウを呼んだ。
哀しむ間もなく、切り札のリスタートも封じられてしまう。
一人渋谷に生還し、絶望に沈むリンドウ。謎の青年ミカギの干渉により、渋谷の危機と引き換えにもう一度仲間と会う機会を与えられた際は仲間との再会を即決している。
再び仲間の元に戻った後、今度こそは誰も失うまいと焦燥感に駆られるリンドウをショウカが気遣う様子も見られる。
- エピローグにおいて
(主にショウカの)激重感情や、突然現れた怪しい青年にショウカを奪われて啖呵を切るリンドウ、そして眩いばかりの青春な掛け合いなどを見せ付けてくれる、最後まで見所のあるCPである。
余談
- ファンブックにてネクシキも同様に「女性側が年上」なCPであることが明かされた。
リンドウは15歳、ショウカは16歳以上。(精神的にはもう2,3歳上だと思われる)
- ストーリー上の会話だけでなく、戦闘時の掛け合いすら非常にツンデレしている。プレイして確認すべし。