リーニエ
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りーにえ
pixiv内では主に様々な作品の架空のキャラクター名として使用されている。
- ゲーム『コズミックブレイク2』の登場キャラクター。 ⇒ リーニエ(CB)
- 漫画『葬送のフリーレン』の登場キャラクター。 ⇒ リーニエ(葬送のフリーレン)
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[閑話]リーニエから魔法を取り上げてみた
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21138983のリーニエ目線の作品です ようやく叶った念願のつけ上がリーニエ 『無感情系女の子の情緒が豊かになってメスガキ化、そこから分からされて泣き喚く事からしか接種できない特殊な栄養素がある』 という大魔法使いフランメの著書は正しかったようです14,994文字pixiv小説作品 その花が開くのを、待っている
リュグナーが自分の魔法の研究のための、自分だけの温室を持っていたらいいな……という妄想から始まった話です。入れてもらえはするようになったけれど、リュグナーはリーニエに構うことなく自分の薬草や毒草の世話や観察を続けるので、リーニエはやがてひとり微睡む。 アニメで、リュグナーとリーニエは一緒に居てもそれぞれ別のこと(読書)をしているし、リーニエは椅子で目を閉じていても許されるし……その距離感がとても好きでした。 自分が何をしていても、リュグナーにはリーニエをほったらかしにしているという意識は全くないといいな。見ていないようで、いつも見ていてほしい5,982文字pixiv小説作品あれは全部、ワインのせいだった
前奏の4章「放浪する天秤」本当に良かった……!それを下敷きに書いているので、「放浪する天秤」にまつわる場面が多数あります。この話も、「放浪する天秤」でドラートがリュグナーに「今のアウラ様に付いていく理由が分からない」と言ってリュグナーに釘を刺された直後の話になります。そのため、読んでいない方にはネタバレになってしまうので、ネタバレに抵抗のある方はお読みにならないでください。 「放浪する天秤」が出版されるまで、はっきりしていないところもあったので、自分のオリジナル歴史(ヒンメルとの戦闘時リーニエはアウラのもとにまだおらず、その時に偶然出会った野良リーニエの潜在能力に気付いたリュグナーがリーニエを拾ってきた…という。放浪生活は殆どしていない)でリュグニエを書いていましたが、この話では「放浪する天秤」を参考にしています。(ヒンメル戦闘以前からリーニエ・ドラートはアウラのもとに居り、敗走後は北上して廃屋を見つけ出しそこに潜伏しているアウラ軍勢の話) リーニエがリュグナーに甘えているし、リュグナーもまた自分にリーニエが甘えるのを許しています。 リーニエが、私がリュグナー様の傍に「居てあげる」という言い方をしていたら可愛いな…と思い書きました。 美味しいともまずいとも感じないワインでしか気を紛らわせないリュグナーが、不憫でした。三人のお世話、アウラへの配慮、気遣い、自分が何もかもするしかないと、常に気を抜くことも出来ず。そんなリュグナーにとって、リーニエは、唯一警戒する必要も、気疲れする必要もなく、話していたり一緒に居てふっと気を抜くことの出来るかけがえのない存在だったのではないかと思いました。 放浪する天秤を読む限り、リーニエにはアウラを恐れる感情はあるようだけれど、アウラの庇護をあてにしているとか、アウラのためにとか、そういうものよりも、リュグナーがそうするから自分もそうする、リュグナーがそう決めたから自分もついていくのを選ぶというような印象を受けました。それもあって、この話を書きました。 このあと結局リュグナーも眠ってしまい、アウラが帰ってきて、二人ともたたき起こされます。お酒を飲むと眠くなる。バルテーリエは血を操る魔法なので、まじめですべてに手を抜かないリュグナーのことだから血液へのアルコールの影響も懸念して本当はいつも飲むのは少量なのだろうとも思いつつ。。 リュグニエ可愛い。いつまでも一緒に居てほしい。いや、居た。10,676文字pixiv小説作品それは、入口のない悪夢だった
ドラート視点のリーニエ×リュグナーです。直接的な行為の台詞や描写はありませんが、リーニエがリュグナーに、様々なことをしていることが分かる文章があります。よくない話なので、ご注意ください。飼われていた子犬がいつの間にか得体の知れない獣に成長していて、飼い主だったはずのものを逆に愛玩する話。 前回「STRANGE PARADISE」で、リーニエの中にリュグナーをどうにかしてしまいたい気持ちが芽生えたところまで書きました。そこまでで本当は終わりたいのですが、それ以上もし進んだら……という妄想を文章にした、完全なifです。「STRANGE PARADISE」以外の話とは繋がっていないし、この先もこの話は続きません。リーニエとリュグナーは、そういうことをしない。それは自分の中でも大前提だったはずなのに、自分の「書いてみたい」という気持ちに負けて書いてしまいました。これきりにするつもりです。許してください。 ※リーニエはけしてリュグナーを騙すために「まだ幼い頃の自分を残すリーニエ」を意識して演じているわけではなく、昔からずっと傍に居たリュグナーの前では昔のままの自分で居ていいと思っているし、自然とそうなってしまうだけ。ありのままの自分をリュグナーの前ではいつも見せている。けれどドラートは幼いリーニエを知らないし、リーニエもあえて誤解を解こうとしないし、ドラートにはリュグナーほどの信頼などはないので、リュグナーとは別の、もう少し他人行儀なふるまいをしている、それがドラートには「演じている」と見えているだけです。 リュグナーはリーニエに何もしません。ただ、されるがまま。リーニエが本当は大人になっていて、もう子供ではないということは、分かっていたつもりだった。でも、リュグナーが思っていたよりももっとリーニエは違うものになっていて、自分の見てきたリーニエや、小さかった時との差に戸惑っている。今までリーニエは自分には何をしても許してもらえると思って平気で甘えてきたのを、リュグナーは仕方ないやつとある程度許してきた。そんなでも、ちゃんと従順に言うことを聞いてきたし、アウラや自分の番犬としてのつとめを素直にこなしていたから。魔族は、体が傷付けばたちまち塞がるわけでも回復するわけでもなく、その回復力は優れておらず、人間程度の治癒期間が必要というのが「放浪する天秤」でうかがえました。自分に触るリーニエをやめさせ、制裁するだけの力がリュグナーには当然あるけれども、リーニエを傷付けてしまえば勇者ヒンメルたちに敗走後不死の軍団を失って無勢になってしまったリュグナーたちにとって、更に不利益になってしまい、力でリーニエを止めることがリュグナーには今出来ない。更に、ドラートもリュグナーには信用しきれない。リーニエを突き放すことで、自分やアウラを裏切ることはないと安心して傍に置いておけるはずのリーニエを今失うことになったらという葛藤もあって、リュグナーはリーニエをやめさせられないで、されるがままになっている。 ドラートは、リュグナーに自分の力を認めてもらいたい。自分よりも信頼されている(とドラートには思える)リーニエが気に食わないし、手合わせでもいつも押されがちで、なんでこいつには…と面白くない。だから承認欲求が常に満たされないドラートにはリーニエのことがマイナスに、邪魔に見えているし、リーニエには悪い見方しか出来ないため、悪いものであるような書き方をしていますが、あくまでドラート視点だから、なのと、リーニエはそもそも魔族なので、様々な魔族らしさもあるのではないかと、(リーニエを今まで普通の女の子のように書いてきたので、今一度人間でない女の子を意識し直して)私なりに魔族の不気味さが出るように、「リーニエ」の描写を変えて書きました。 リーニエはけしてリュグナーを騙すために「まだ幼い頃の自分を残すリーニエ」を意識して演じているわけではなく、昔からずっと傍に居たリュグナーの前では昔のままの自分で居ていいと思っているし、自然とそうなってしまうだけ。ありのままの自分をリュグナーの前ではいつも見せている。けれどドラートは幼いリーニエを知らないし、リーニエもあえて誤解を解こうとしないし、ドラートにはリュグナーほどの信頼などはないので、リュグナーとは別の、もう少し他人行儀なふるまいをしている、それがドラートには「演じている」と見えているだけです。6,711文字pixiv小説作品花のゆくえ
短い眠りの中で、リュグナーは悪い夢を見る。それはリーニエが自分の目の前で無数の花びらに変貌し、風に奪われて消えてしまう夢だった。 リュグナーは、リーニエが幼い頃からずっと、リーニエを見てきたのだという認識です。それならリーニエの魔力がどれだけ増えたか、どれだけ強くなったかという変化の他に、幼女から少女へ、おとなに近付き始めるその繊細な成長の変化にも気付いているに違いないと思いました。幼かったから、「よく出来たな、リーニエ」と言って褒めてやり、撫でてやることも容易く(犬や猫にするように)ただの習慣として普通に出来たことも、おとなにリーニエが近付いていくにつれて躊躇し、むやみに触れるべきではないと無意識に自分を制するリュグナーの心の動きが書きたかった。リュグナーというキャラクターは美しく、気高い。性欲とかそういうものは彼の中にはないと思っています。が、リーニエは女の子なので、男同士(ドラート)のような扱い方はリュグナーはしないだろう、もう少し丁寧に配慮してあげているのだろうと思うのと、リーニエが「様」以外の敬語をリュグナーに対してしない、そしてそれをリュグナーもよしとしているなど、本編中のそれぞれのセリフからうかがえるふたりの距離感もあり、リーニエを自分に一番近いもの(アウラはずっと目上の存在であり、ドラートはまたずっと自分よりも下の存在である)と考えているのだろう、けれどもリュグナーが男性の魔族でリーニエが女の子の魔族である以上、どれだけ親しく(?)していても踏み越えてはならない一線というものがいくら魔族でもあるはずで、幼くじゃれてくるあどけない子犬みたいな野生児がいつのまにか花のようなひとりの女の子になっていたら、ふとした時にそれに気が付いてしまったら、何かしらの葛藤(このままの接し方でいいのかという。)がリュグナーの中にも生まれたことはあるんじゃないのかと思って、(しかも恐らくリーニエは全くそういうことには無頓着だろうから、変わらずリュグナーにガンガンくるはずで、猶更それがリュグナーを悩ませる)そのあたりをいつか書いてみたいと思っていました。「魔族には魔物と同じで子育ての習慣が無く産み落とされてから~」と本編中フリーレンが言っていたため、魔族も動物と同じような方法で繁殖するはずだと思うのですが、それはそれぞれ発情期があって本能的に襲われるものなのか、人間と同じように繁殖をするしないを理性で選べるのかは分からないけれど、リュグナーは理性でそれを選べるはずで、更に、彼にとってはそういうものは障害というか、邪魔でしかないはず(人生の大半を魔法に捧げてきたほど、魔法だけを追い求めてきたひとなので)という大前提を置きつつも、それまで子供だと思っていたものがいつの間にか女の子になっていて、更にずっと自分の傍にいて当たり前で、自分の所有物みたいに錯覚していたリーニエの変化をまざまざと目の前で実感した時、何か鋭く彼の理性をざらつかせる一瞬があったことも可能性として否定はしきれないよな……という妄想です。そういうものが一度でも過ぎってしまったら、リュグナーはそれがどういうものなのか考えることすら醜く卑しいことだと無意識に反発して自分を抑え込んでしまうし、リーニエを当然遠ざけようとするし、離れようとするし(リーニエのためだけではなく、自分のためにも)、わちゃわちゃするんだろうなって……。 どうかずっと離れないで傍に居て欲しい。離れようとするリュグナーを、リーニエは当然のように追いかけるし、傍に居ようとしてほしい。 今まで書いてきた「その花が開くのを、待っている」(タイトルや、話の一部)・「私たちはいつまでも未完成」(途中の回想)・「リーニエはリボンが結べない」(話の一部)を下敷きに書いています。拾い食いはよせ、リーニエというセリフは、公式の「前奏」より。「放浪する天秤」、良かった~……。 「無意味なものではなかったと、思いたい」と同じく、自分の中のリュグニエの集大成のひとつです。今まで読んで下さり、本当に有難うございました。10,481文字pixiv小説作品- リーニエ×シュタルク
言葉で伝わるものじゃない
軽くifストーリーです。 続き(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21473453) ・シュタルクはフリーレンと出会ってない、或いはドラゴン退治後パーティー参入してない。 ・リーニエはフリーレン一行に討たれず逃げ延びている。 リュグナーの魔法に対する執心から魔族にとっての価値観と、リーニエの能力ゆえのリーニエにとっての価値観の相違。リーニエがなぜアイゼンの力をコピー元に選んだのか。 を自分なりに解釈して書き上げました。9,532文字pixiv小説作品 - コズミックブレイク2
CB22次創作『TEAM』
コズミックブレイク2の2次創作です。 ゲーム内の雰囲気を感じていただければ幸いです。 以下の文字の羅列は©CyberStep, Inc.の運営する「コズミックブレイク2」の2次創作物であり、原作中に登場するキャラクターとは一切関係のないものです。30,057文字pixiv小説作品 長い季節が、始まる
リュグニエ、ずっと昔の、まだリーニエが小さかった頃の秋のお話です。夏の中にまだひとり閉じこもったままのリュグナーの元に、リーニエが訪れて、扉をたたく……。 フランメの作った防護結界のために一度アウラ軍勢はグラナト伯爵の城下町に手を出せず敗走していて、リュグナーにアウラが結界の解析をするように命じていたら、リュグナーはかなり大変な思いをしたことがあったんじゃないか…という妄想が下敷きになっています。 長い季節→冬です。穏やかなときほど早く終わって、厳しく寒い冬がくるので。冬は雪が降って、全てを覆い隠す。リュグナーは、リーニエにいつの間にか支えられているという自覚や、大切だという感情も、きっと表に出そうとはしない、すっかり胸のうちにおさめて誰にも知られないようにするのだろうと思うので、それを雪、冬と紐づけたタイトルにしたかった。 リーニエは、リュグナーをきっと、連れ出してくれるし、文句を言ったとしても、きっといつだって寄り添おうとしてくれる、傍に居ようとしてくれる、何があっても。そう信じたい。8,812文字pixiv小説作品- やはり俺が色んな作品の女性キャラクターとイチャつくのは間違っていない
やはり俺が魔族でリーニエと親しかったのは間違っている
金曜日の午後11時はフリーレンと攻略うぉんてっどが被ってるのが辛い… アウラたちとの戦い、面白かったな3,158文字pixiv小説作品 無意味なものではなかったと、思いたい
リュグナーが作中「私は魔法が大好きでね」「天才は嫌いだ」「人生の大半を魔法に捧げてきた」と言っていたのが好きで、そのあたりの心の動きを、自分なりに考えて書いてみました。リュグナーはとてもまじめなので、その言葉通り、本当に人生の大半を捧げるつもりで魔法にものすごく真剣に打ち込んできたのだろうなと思います。そんなリュグナーは、リーニエのことをとても評価しているのが、作中の言葉の節々に感じられます。「リーニエは魔力探知が得意で」「人間の魔法使い如きがリーニエの魔力探知を搔い潜っただと」「可哀想に。リーニエ相手では碌な死に方はしない」……。リーニエの能力を認め、評価し、そしてその能力の、強くなれる無限の可能性(リュグナーにはそう見えていた)に期待していたのではないかと思いました。リーニエの能力は模倣なので、「自分」だけでなくもっと強いものになれる大きな素晴らしい可能性を秘めているようにリュグナーには感じられ、「天才」に近いものを感じてそれを羨むというか、眩しく感じていたのでは、だからドラートよりも目をかけていた(ように私には見えたので)、傍に置いていたのかな、と思って、そのあたりのリュグナーの心の葛藤というか、リーニエに対するそういうものを書いてみたいと思い、書きました。リーニエは、作中「わがままだな」とは言うものの、常に反抗的ではなく、リュグナーの意思に従い、魔族の中では珍しく(リュグナーもですが)、自分の意思でリュグナーを守ろうとしたりと付き従っています。リーニエにとって、リュグナーは「敵わないもの」であり、「自分が模倣出来ない初めてのもの」だったりしないだろうか、だから大人しく従うのではないか(その血液を自在に操る力は、リュグナーの積み重ねてきた努力、探求の、血のにじむような年月の結果あんなに強力になったのであって、リーニエには仕組みや魔力の動きが分かったとしても、到底真似出来ないような高度な技術で、模倣しようとしても出来ないのではないか)(拾われた頃からずっと首切り役人としてのふるまいや知識を教え込まれていた恩のようなものもあり)と思い、それも書きました。リュグナーは、アウラの下についているし、七崩賢のような大魔族でもない。そういう自分の限界のようなものも痛いほど分かっていて、けれども「魔法が大好き」で。そんなどこか報われないところがとても人間くさくて好きです。そういうリュグナーを、リーニエが無意識に、どこか救っていてくれたらいいし、そういう互いを補完しあうリュグニエが理想なので、今回書いてみました。また、126話で「近接戦闘という一点において魔法使いは戦士に殆ど太刀打ち出来ない」というくだりがあったので、リーニエにもそれはあてはまるだろうなと思い、それを組み込んでみました。 いつものリュグナーよりもこう、ネガティブなので、もしかしたら気に入ってもらえないかもしれません。でも悔いはありません。集大成に近いものです。宜しければ読んでやってください。10,862文字pixiv小説作品これはずっと、わたしの犬(もの)
アウラ様のための首切り役人として育てていたリーニエを、「アウラ様のもの」ではなく「自分の番犬」だと認めるに至ったリュグナーの心の動きを書きたくて書きました。本編中リュグナーが「リーニエ相手では碌な死に方はしない」と言っていたのが非常にひっかかって、容赦なく相手を壊し尽くす必要があった=そういうリーニエの印象を強くリュグナーの中に残した=それはリュグナーを守るためだった時ならなという願望も話に詰め込みました。リーニエは拾われて十年くらいで、まだまだ幼いです。「わたし」はリュグナーでもあり、リーニエでもあって、「わたしのもの(主人)」というリーニエにもつなげられるようなタイトルにしたかった。飼い主と番犬、互いにどこかが、出来れば心が繋がりあっていればいい。9,176文字pixiv小説作品- 葬送のフリーレン 〜未来の人間の時代〜
第10話 黒幕 葬送のフリーレン 〜未来の人間の時代〜
葬送のフリーレン未来の話第10話です。 相変わらず投稿間隔がエルフの人生並みですねごめんね() リーニエと出会い、再度対峙するフリーレン。模倣した対象も増え苦戦を強いられる…… さらに魔族を復活させている黒幕とは? (やっと)2桁まで話数がきました。 作品作りを仕事にしてる方々ってすげー3,228文字pixiv小説作品 STRANGE PARADISE
リュグニエというより、リーリュグです。眠れないリーニエは、リュグナーの元を訪れるが…… 自分を傷付けないリュグナーに甘えるあまり、リュグナーをどうにかしてしまいたい気持ちが抑えきれなくなるリーニエの話。 優しく、穏やかな話ではありません、「甘い鎖で繋がれている」系統の話。今までの話とは(特に「花のゆくえ」とは)繋がっていません。成人向け描写はありませんが、少しだけCP色が強いです(リーニエも、まだ後戻り出来るところにいる段階で話は終わりますし、リュグナーもリーニエに一切手を出しません) 二人に恋愛感情はありません。けれど、いとおしいという感情によく似たものがあって、それをどうしたらいいかリーニエには分からない。 リュグナーは自分たちがどこにいるかもよく分かっているので、意識的にリーニエに触らないようにしています。そのため引き剥がせず、ただリーニエが自分から止めるのを待っている。自分を傷付けようという害意や殺意がリーニエの中にないことがリュグナーにはよく分かっているので、ある程度は好きなようにさせておくつもりです。ただ、どこまでは許して、どこからだめだと言うべきなのか、考えあぐねている。そしてそれをするならどうしてそれはだめなのか、理由もつけなければならない。その理由は、どうすべきなのか。リーニエに害意がない、悪意がない、それならだめだと拒む必要は本当にあるのか。リュグナーも手探り。リーニエも手探り。けれども本当に踏み越えてしまったら、一度でもゆるしてしまったら、確実に、前と同じものには戻れない。3,941文字pixiv小説作品赤い林檎は好きじゃない
ドラート視点のリュグナーとリーニエを書いてみたかったので書きました。ドラートが「先走った」のは、リュグナーやアウラに自分を認めて欲しい、手柄を褒めてもらいたいという欲求がとても強かったからかなと思い、そのあたりを書きたかったのと、リュグナーもリーニエもお互いには見せないけれど、それぞれの知らないところで何らかの感情(慈しむという心だったり、愛おしい?という心だったり)を示していたらいいなあと思って、それをドラートがたまたま目撃してモヤモヤする……という話です。ドラートは結構リュグナーが(恋愛的な意味ではないけれども)好きです。それで寵愛を受けている(と見える)、そんなに強そうでないリーニエのことが気に食わない……のでモヤモヤ。本編中ドラートはリーニエを呼んでいないので何と呼んでいたか分からなかったのと、リーニエをライバル視しているのであえて「アレ」とか嫌そうな意味を込めて「リーニエ」と呼ばせています。 リーニエがリュグナーの番犬だとか、幼い頃にリュグナーを闇討ちしようとした魔族から~のくだりは以前投稿した「これは、ずっと私の犬(もの)」から、リーニエのリボンのくだりは「リーニエはリボンが結べない」から、リュグナーの温室のくだりは「その花が開くのを、待っている」で触れています、が、この話単発でも分かるように書いています。 リュグニエ好きだ……9,983文字pixiv小説作品