リーフィーシードラゴン
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りーふぃーしーどらごん
ヨウジウオの仲間の海水魚。
| 和名 | モズクウミウマ |
|---|---|
| 学名 | Phycodurus eques |
| 英名 | Leafy sea dragon |
| 分類 | ヨウジウオ目(またはトゲウオ目) ヨウジウオ科 ヨウジウオ亜科 Phycodurus属 |
| 体長 | ２０～４０cm |
| 分布域 | オーストラリア南西部の近海 |
| ＩＵＣＮレッドリストカテゴリー | 近危急種（NT）／準絶滅危惧種 |
タツノオトシゴと同じくヨウジウオ科に分類される、黄色い体色と細長い体を持つ魚。
オーストラリア南西部の浅い海に生息し、細長い口でプランクトンや甲殻類、小魚などを吸い込んで捕食する。
姿はタツノオトシゴに近いが、系統的にはタツノオトシゴよりもヨウジウオの仲間に近い。
全身の皮膚に枝分かれした突起(皮弁)があり、これで藻屑に擬態している。名前もこれに由来する(Leafy Sea Dragon=葉っぱのような海竜)。
オスはタツノオトシゴなどとは異なり育児のための袋を持たず、メスは卵をオスの体のくぼんだ部分に直接貼り付ける。
オスは卵が孵化し稚魚が泳げるようになるまでは、卵に付いた汚れの掃除や新鮮な酸素の供給をし、卵に本物の海藻をわざと生やしてカモフラージュをしたり、卵を狙う天敵には体側面に生えた棘を盾にして守る等、献身的に育児を行う。
観賞用等の乱獲で生息数が減少した為、現在は採集どころか生息域の周辺海域への許可なしでの侵入すら禁止されている。
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