概要
ゲーム『Xenosaga』の登場人物。
星団連邦政府海兵隊所属の中尉、A.G.W.Sのパイロット。口が悪く少々粗野で乱暴な性格だが、腕は確かで若くして部隊を任せられるほどの実力を備えている。
口癖は「お為ごかしは反吐が出る」
レアリエンを酷く嫌っているが、何故か本人はレアリエンを食べた時にかかるDME中毒にかかっており、全身の皮膚がささくれている他、顔に大きな傷跡を負っている。
EPI序盤のヴォークリンデ襲撃時にA.G.W.Sでグノーシスと闘うが攻撃が通らず部下も全滅し惨敗。その後KOS-MOSの活躍によりシオンらと共に脱出ポッドステーションまで逃げるが、KOS-MOSがグノーシスを攻撃する際のガトリングの射線上に居たため、当時シオンの護衛以外眼中になかった彼女の冷徹な判断により単なる障害物と見なされ、そのまま巻き込まれて死亡。享年32歳。
その後、青の外套者(テスタメント)として復活。
搭乗機は銃火器を多数搭載したE.S.ナフタリ。
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※以下、ネタバレ
過去
14年前の惑星ミルチアでバージルはレアリエン部隊との戦闘で臓器が損傷するほどの重傷を負ってしまい、その時にレアリエンのフェブロニアから臓器を移植されて一命を取り留める。
本来、レアリエンの体組織は人体に移植不可能であるが、フェブロニアはトランスジェニックタイプと呼ばれる人間に近い体質の特殊レアリエンであった(もっとも、当時は未完成の技術だったのか、移植の副作用でのちにDME中毒となった)。
当時からレアリエンを毛嫌いしていたものの、フェブロニアの優しさに触れるうちに考えを改めるようになる。
しかし、それからほどなくミルチア紛争が始まり、その過程で多くのレアリエンが暴走してしまい、かろうじて正気を保っていたフェブロニアは目の前でレアリエン達に殺害されてしまった。
その経験で元々嫌いだったレアリエンを強く忌み嫌うようになって現在に至る。
EPⅢでは再会したシオン達と敵対していたが、敗北後に精神体となって現れたフェブロニアの説得で心が揺らぎ、最期を受け入れたかのような表情を浮かべながら消滅した。