ルディアス
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るでぃあす
小説「日本国召喚」に登場する「パーパルディア皇国」の現皇帝。
パーパルディア皇国の、27歳の若き現皇帝。
世界を征服してその支配者となることを、本気で望む野心家。
「皇国は世界を統べるべき国だ」「我こそが、世界の王となるべき男だ」「皇国が世界を支配すれば、世界は平和になるのだ」と本気で発言するなど、異常に傲慢。誇大妄想狂に近い。
ただし能力的には非常に有能で、寛容さも備えた、国を統べるにふさわしい人物でもあった。
彼の致命的な失敗は、「その器ではないレミールに、国の外交をオモチャにさせた」この一点に尽きる。
もし現場に近い地位であったならば、衝突初期に自ら情報を精査し、最適な人材や対応策を講じていれば、まだ悪い意味で平和ボケ状態の日本政府(悪意を隠そうとしない大国の正規軍と武力衝突が明確にありながら、外交的対応が不十分な状態で観光を許可していた)を相手に、上手く立ち回れる可能性は大いにあった。(彼は裏設定ではかなり持ち上げられており、もし大臣級であったならば神聖ミリシアル帝国と同等クラスまで国家を導いていたとされている)
だが、のちにカイオスが語る通り、強大となった国家と比例して絶大となった権力ゆえに、自らの認知外における齟齬が最後まで拡大し続けてしまった。
祖国の日本への敗戦により、自由や希望や未来も含めてすべてを失い、幽閉され一生飼い殺しの運命をたどる。
ちなみに
コミック版では、面長でオールバックと、やってることといいどこぞの長男坊を思わせる。
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