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CV:塩沢兼人

概要

『金色のライオン』の息子にして4人兄弟次男グンマの父とされる人物だが、実際にはキンタローの父であった(後述)。

片目に秘石眼を持ち強力な能力を有していたが、ゆえに青の一族特有の善悪の感情が欠落している心的欠陥を抱えており、強い家族愛を持つ一方で、家族以外に対しては強烈かつ無邪気な残虐性を持つ、という二面性のある人物。

それゆえに弟二人はこの兄に対して、全く正反対の感情を抱き、そして正反対の人物評を持つに至っている。

一方で理知的(むしろ効率厨)ではありガンマ団では後述の悲劇が起きるまでは科学部門(研究開発部門・医療部門)に属していた。弟サービスの同期にして友人であるドクター高松は、かつてルーザーの部下であり、彼からも心より敬愛されていた。ルーザー亡き後、彼の仕事の衣鉢を受け継ぎガンマ団における科学部門の地位を維持し続けたのも高松である。

しかし、医療部門を一手に受けていた(団員の健康状況や身体情報・遺伝情報をつぶさに知る立場にあった)事が、のちの悲劇の引き金となってしまう。

幼い頃にハーレムがペットの小鳥に夢中になって自分の言葉を無視したために小鳥を処分した事があり、家族や身内への情に反してその枠から外れた存在向ける友情や愛情が皆無で理解ができない。

団に蓄積された医療情報から弟のサービスの親友・ジャンが赤の秘石の番人であることを見抜き殺害したが、サービスは自分の秘石眼の暴走と思い込み片目を抉ってしまう。

それを知った兄・マジックは後述の理由により血相を変えてルーザーに自身がジャンを殺した事実を決してサービスには教えるなと沈黙を強い、もうひとりの弟であるハーレムからは同様の事を泣いての土下座で懇願された。

その兄や弟たちの行動や言動に関しては理解ができなかったルーザーだったが家族愛ゆえに自らが何かとんでもない過ちを犯したらしい事には気付き、愛する家族を苦しめたという事実に対して重い自責の念に駆られるようになる。

その自責の念に伴う罪悪感は、やがてはルーザーを自暴自棄に至らしめた。ルーザーは罰と償いを求めたがゆえに科学部隊から戦闘部門へと転属を志望し、自ら最前線に赴き戦死する。長兄マジックは「生まれて初めて罪悪感に苛まれるルーザーを止める事ができなかった」とルーザーが最前線へ赴くのを許可してしまい、結果ルーザーが戦死した事を「あの時止める事ができれば」と深く後悔する事になった。

マジックとハーレムはジャンの死を含めた真相を知っていたが、ルーザーを敬愛するサービスが真相を知った際の絶望を恐れた2人はジャンの死の真相を隠蔽した(後に復活したジャン自身も同様の考えだったようで真相をサービスに伝えていない)。

そのため、ただ1人事情を知らないサービスはルーザーがマジックに謀殺されたと思い込み、事情を知らぬゆえに同じ結論に達していたもうひとりの親友と結託。復讐としてマジックの息子ルーザーの息子を入れ換えた。

物語終盤、青の番人・アスに肉体を乗っ取られ息子たちの前に敵として立ち塞がるが、アスから体の主導権を奪い無抵抗でキンタローに倒される。

二度目の死の間際、キンタローに「お前は敗北者(ルーザー)になるな」と言葉を遺した。

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ルーザー(パプワくん)
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