以下の2タイプがある
- エレメント長を1波長とし、1回巻きのコイルとしたもの
- 波長に比して十分に小さい半径で、導線を何回か)巻いたコイルとしたもの。
なお1.は他のアンテナと同様に電場を直接検出するが、2.のタイプは磁場から検出するため、ループ面に対する両者の指向性は90度ずれることに注意が必要。
中波放送の受信アンテナとしては。
- トンネル内再送信設備として比較的大型のものがトンネル手前に設置されている(電波到来方向に複数専用に使われる)再送信はダイヤル等を操作しなくてよくかつ近隣のラジオに迷惑のないよう送信周波数をわずかずらしている。トンネル内外で受信状況が大きく異なる(トンネル内が状況が良い)場合もある。(特に放送サービスエリア端)
- コンポーネントステレオのチューナーのAM受信用としてチューナー(金属箱)から離した窓際に置く。
- 真空管ラジオ特に米国製ラジオでの採用例が多い。 日本製はボビン巻きの採用例が多い。末期はともにフェライトバーアンテナになった。