概要
キングダムハーツ2に登場したアンチフォームに酷似した姿だが、こちらは荒々しいバトルスタイルなのは共通しているもののキーブレードをしっかり持って戦っている。しかし、そのキーブレードも闇に染まったかのごとく真っ黒になっている。
また、アンチフォームのコンセプトが「闇に囚われた姿」なのに対し、レイジフォームは「ソラが怒りの感情に支配されて暴走した状態」なので、姿こそ似ているものの根本的な性質は大きく異なる。
変身条件
どのキーブレードを装備していても変身可能(KHIIIでは装備しているキーブレードによって変身するフォームが決まってくるシステムとなっている)。
本作におけるフォームチェンジには「フォーム値」を溜める必要があるが、このフォームはフォーム値を溜めなくても残りHPが25%以下になると変身するためのコマンドが確率で表示される。
また、本作のフォームチェンジは仲間の力を借りないため、条件さえ満たせば仲間が生き残っているか否かに関わらず変身が可能。
また、とあるバトルでは強制的にレイジフォームに変身するが、この時は通常の変身とは仕様が異なる。
性能
本作における他のフォームとは異なり、KHIIの時と同様に変身した瞬間にHPが全回復する。
攻撃は荒々しくもスピーディーなもので、キーブレードを装備しているもののアンチフォームの面影が色濃く残ったバトルスタイルとなっている。
また、前述の通りどのキーブレードを装備していてもこのフォームへの変身が可能で、キーブレード変形は行われない。
専用アクションとして、残りHPの半分を消費して自身を強化する「リスクチャージ」があり、発動した時の効果は以下の通り。
- 攻撃力アップ
- コンボフィニッシュの威力アップ
- 通常攻撃にさらに追撃が発生する
- 変身時間が少し延長される
なお、フィニッシュ攻撃はリスクチャージを3回発動させないと使用できない点に注意。また、何の考えも無しに連発すると強化状態で暴れ回ろうとしても初っ端からピンチに陥ってしまうので、仲間からの回復支援は必須。
使いこなせば形勢逆転を狙えるフォームだが、当然ながら以下のデメリットも存在する。
- まほうやアイテムのコマンドが使えなくなり、自発的な回復ができなくなる
- リンク(召喚)が使えなくなる
- シュートフロー、アスレチックフローが使えなくなる
- キーブレードの持ち替え不可
なお、HP回復については味方からの支援やプライズを拾っての回復は可能なので、アンチフォームとは異なり回復手段が完全に絶たれる訳ではない。