概要
サクラ大戦3に登場するライオンの怪人。
黒いスーツと左目の眼帯が特徴。
この世に貴族は自身だけで十分という傲慢な考えを持ち、人間の貴族を誘拐し、バスティーユ牢獄の地下に閉じ込めていた。
さらに、誘拐した人物の一人であるリック伯爵に擬態して、グリシーヌに近づいた。
(なお、本物のリック伯爵はグラン・マ曰く、良くできた人物であるとのこと)
グリシーヌとの決闘に敗れ、ブルーメール家のメイドとして働いていた大神や、その付き添いをしていたエリカとコクリコに対しても暴力を振るおうとする等の態度と、グラン・マから聞いたリック伯爵の人となりの違和感から怪人ではないかと疑った大神から決闘を申し込まれ、その結果化けの皮が剥がれて逃走する。
そして、バスティーユ牢獄の地下に誘拐された貴族の救出に向かった巴里華撃団を幽閉しようと目論む。残っていたグリシーヌに阻止され、怒りを顕にして叩き潰そうとするも駆けつけた大神によってグリシーヌは窮地を脱する。
その後、巴里華撃団と対峙するも敗れ去った。
後に、カルマール公爵によって再生される。
織姫やレニを人質にして優位に立つも、加山によって人質を奪還されて形勢逆転されてしまい、再び敗れ去る。
再生当初は「この世に貴族は我らだけで十分」と語っていたが、カルマール公爵以外の怪人とのチームワークは皆無であり、それが敗北の原因のひとつとなった。
搭乗する機体はライオン型蒸気獣マルシュであり、他の怪人の機体と異なり特殊能力はないが、純粋に攻撃力が高く格闘戦を得意とする。
また、2回目の戦闘時には強力な吹き飛ばし効果を持つ攻撃を仕掛けてくる。