「利害は一致してるわけだ。協力してくれるか? 未来人」
概要
『ふしぎの木の実』におけるリンクの先祖。元々はハイラル王に仕える騎士だったが、流れ者の剣士を経て現在はアンビ女王に仕える騎士になっている。
性格
一言で言えば人格者。騎士としては冷静な振る舞いをするが、個人としては気さくで思いやりがあるため、老若男女問わず好かれている。
特に、かくし村に住んでいる少女・ロペリーからはとても慕われている(ロベリーではない)。
趣味
劇中では釣りや栽培を楽しんでいる様子が窺える。のんびりとした時間を送るのが好きであるようだ。
剣の腕を磨くことはもちろん、敵を倒すなら強力な武器を手に入れる事にも余念がない。劇中ではリンクに強力な剣を授けている(恐らく、原作で言うところのホワイトソード)と思われる。
実力
『大地の章』で闇の将軍ゴルゴンを倒したリンクを容易く気絶させるほどの実力者。実際、作中での戦闘で負けたことは一度もない。
だからといって力一辺倒の男ではなく、困難を乗り越えることで得られる経験こそが“真の強さ”に繋がると考えている。
彼がそこまで剣の腕に磨きを掛けるのは、大切な者を守るためである。
活躍
アンビ女王がネールと接触してから暗黒の塔の建造に取り掛かるようになり、民を労働させて重税を取り立てるようになる。さらに、自分に逆らった者たちは捕らえて処刑しようとしていた。
これを見咎めたレバンは罪人たちを密かに助け出し、墓地の奥にある“かくし村”で保護していた(重税から逃げるための村でもある。劇中の台詞からかくし村は3年前から存在していた模様)。
そんな中、奴隷として労働させられていたリンクが「女王は誰かに騙されている!」と騒いだことで制圧に出る。当身で気絶させた後は牢屋に放り込むが、密かに鍵を置いて逃げられるようにしていた。
そして、自身に接触して来たリンクから詳しい話が聞きたいということでかくし村まで案内した。
そこで、ネールにベランという魔女が憑依していることをリンクから聞かされる。レバンは「いざとなったら、わたしがネールをやる」と口にするが、無理をして先祖に死なれては困るということでリンクから全力で止められた。
(前述の通りリンクはレバンの子孫なのだが、そのことはリンク本人によって伏せられている)。
その後、ベランにかくし村の存在がバレてしまい兵士たちを差し向けられる。レバンは隊長格の兵士を打ち負かすが、弓兵に囲まれたため村人たちの安全を考え投降する。
ベランはレバンを処刑することでリンクを消滅させようとしたが、リンクと村人たちが処刑場に乗り込んで来たため失敗。レバンは解放され、リンクに説得されたアンビ女王も改心する。
だがベランは、今度はアンビに憑依して再び暗黒の塔の建造を宣言。リンクたちの始末を兵士に命じた。
しかし、正気を取り戻したネールの力によってリンクたちは現代へと逃れる。
レバンにとって、そこは未来の世界でもあった。今まで何となくだったものが現実味を帯びた瞬間であった。
終盤では暗黒の塔でベランと一騎討ちを繰り広げるリンクに加勢。子孫と先祖によるコンビネーションでベランに大ダメージを与える。ベランはその悪あがきとしてリンクを道連れにしようとバクダンを使用したが、リンクは助け出されて自分だけが吹っ飛ぶという末路を迎えた。
その直後、一連の事件の黒幕であるツインローバが現れ、自身を生贄にしてガノンを復活させてしまう。
リンク、レバン、ラルフは協力してガノンに立ち向かうが、ツインローバによる儀式が不完全だったために知性を持っていなかったガノンは暗黒の塔を崩壊させてしまう(しかし、リンクに宿っていたトライフォースが守ってくれたため、3人は負傷だけで済んだ)。
負傷した3人に対しガノンは無傷。もはや万事休すかと思われたが、ラブレンヌの人々が駆け付けてガノンに総攻撃を行う。弱ったガノンは、リンクの一撃によって消滅した。
エンディングではアンビからこれまでのことを謝罪され、さらに騎士として再び仕えてほしいと言われ、快諾する。だがレンヌ村が落ち着いたらまた旅に出るつもりとのこと。
リンクと別れる直前、「キミは既に私を越えている。キミのような子孫がいることを誇りに思う」と告げ、リンクを驚かせた(本人曰く、なんとなく気づいていたとのこと)。
その餞別として、子馬のプイーニ(上記画像の馬)をリンクのお供として授けたのだった。
関連タグ
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古の勇者:ある意味、似た者同士。
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