ロゼッタ(アナザーエデン)
ろぜった
はるか西の大陸にある教団で異端審問官として働いている霊妙な雰囲気の女性。
『裏のない人間などこの世に存在しない』という言葉をモットーにしている。
彼女に審問室へと呼び出されて異端の判決を免れた者はいないとまで囁かれており
みな彼女の脇を通る際は粛然と襟を正すのだという……。
初出はメリナのアナザースタイル「パニッシュメント」のクエスト。
強力な魔物退治の依頼の伝令役としてメリナに依頼を要請する。異端審問官という立場上メリナから邪険に扱われがち。
会話時は専用の立ち絵が使われるが、表情差分はない。
後にユニットとして実装され、その際彼女のクエストの都合からかメリナのパーソナリティに「甘党」が追加されている。
教団の異端審問官として教団員を常日頃監視しており、弱みを握っている。異端審問が追求の果ての自白によって判決が下されることや紹介文の逸話も併さり教団員から畏怖されており、会話をすることすら憚られるらしい。尤も、異端審問にかける前に非公式の場での追求を忘れず、教団員が道を踏み誤ることを予防することもしている。
ちなみにメリナのパニッシュメントにおけるロゼッタは胡散臭さ全開という印象を残したが、実際はただのメリナ好きで職権乱用の形で日々ストーキングしている。
一方、プライは『裏のない人間などこの世に存在しない』というモットーに真っ向から反する人物な上に3度も異端審問にかけて白だった(しかも唯一の白)という異端審問官としてのプライドをズタズタに引き裂かれた経歴があり、教団の頭数から省いたり人間扱いしてなかったりととにかく毛嫌いしている。
ただしロゼッタを嫌う他の教団員と違い、メリナやプライも何かと突っかかってくるロゼッタに文句を言いながらも、強い信仰心からロゼッタの事は同じ教団の同士として扱っている為、ロゼッタに対してまともに会話するのは教団の中ではこの二人だけらしい。
ちなみにロゼッタがねこ好きであることや間違っていることを指摘されると逆上し「異端です!」と口走ってしまう。たとえ相手が教団と無関係な人でも。
そのせいか劇場ミニゲーム「喝采」でロゼッタを探偵役にすると低評価になってしまう。メリナもこの役を充てられるが彼女はしっかり好評価を出すのとは対照的である。
異端審問官という立場に加え、からかい癖や嫌われ役を買って出る癖もあるため基本的によく思われていない。
基本は異端審問官だが神官としての役割も持っているらしく、その際は白い衣装に身を纏い、声も柔らかくなる。
これがアナザースタイル「レミテーター」である。外典4話公開と同時に実装。
ジャッジメント
端的に言うと火攻撃のサポートもできるヒーラーである。
☆4で覚える「テミスの天秤」は属性耐性を上げる他に火属性攻撃の威力を上げるという珍しいバフを付与する。
本人も単体・全体に火属性攻撃を使用できるためサポートしつつ攻撃に参加できるのである。
しかし、彼女の真骨頂はそこではなく、固有スキルの回復にある。
なんと、回復と同時に状態異常を予防するバフをかけてくれるのである。
睡眠や混乱などかかるだけでロスになる異常があるためそれを予防できるのは絶大なアドバンテージである。
ぶっちゃけ固有スキル目当てで編成する価値があると言ってもよく、火属性関連は活かせたらいいなという感覚で起用してもいいだろう。
欠点は本人の火力がそこまで高くないことだが…ヒーラーが本分である彼女に燃費の悪い高威力の攻撃スキルを持たせるのも考えものだろう。
メリナとプライはバフ・デバフの穴を補うスキル構成で相性が良いが、残念ながら二人は火攻撃を使えないのでロゼッタとこの二人の相性は抜群とはいえない。
レミテーター
幻魔陣を展開するZONE持ち。発動中は魔法の威力が上がり、物理の威力が下がる。
魔法使いの得物はほぼ杖の関係上特定の属性で固めるのは難しいが、四属性を弱点に持たないボス相手には属性度外視で組むのもいいだろう。
さて、本人の性能はというと、物理耐性や速度の他最大MPに応じて魔法攻撃力を高める「断罪の祈祷」を使い、ASアカネのように蓄積させて攻撃する「ディエス・イラエ」を使用するアタッカーへと変貌。もちろん「テミスの天秤」は健在、「ビブリア」は使えないが回復量をあげる手段が充実しているため充分実用に堪える下位スキル「コーデックス」も使えるためサポーターとしての能力もそのまま。スキル枠3つという宿命もあり、どれをセットするか悩ましい。
お誂え向きに外典4話で実装された強ボスは物理攻撃しか使わないので彼女を使うと攻略が楽になる。ただし、耐久が低く、補強しないと超威力の攻撃でお陀仏なので最大MPの強化をどこまで行うかはよく考えたい。
同じ火の魔法使いで「コーデックス」の回復力も上げてくれるガリユとの相性が良い。