概要
映画『STARWARS』シリーズおよびその関連作品に登場するキャラクター。
作中世界に君臨する犯罪王ジャバ・ザ・ハットの(作中で確認できる限り)唯一の実子。
登場はアニメ『クローンウォーズ』のみ。(2024年12月現在)
なお、ハット族は雌雄同体なので、いわゆる「男の子」「女の子」表記は当てはまらないのだが、作中では基本的にジャバの「息子」「ご子息」として扱われている。
作中での活躍
初登場は映画『クローンウォーズ』。
本作冒頭で何者かにより拉致され、ロッタ奪還に燃えるジャバの要請でアナキン、そしてパダワンになったばかりのアソーカが動員される。
そして、修道院に監禁されているロッタを救出し、タトゥイーンにいるジャバの城まで無事に送り届ける...と言うのが映画のあらすじである。
なお、当時ロッタは生後10年。ジャバが(設定資料により差はあるものの)旧三部作で600歳以上であったこと考慮すると、本当にまだまだ赤ん坊である。
そのため、でっぷりと肥えた巨漢のジャバに比べると、その体はまだ少女であるアソーカが両手で持ち上げられるほど小さく軽い。全体的なフォルムも丸っこくてキュート。
ただし赤ちゃんなのでお漏らしとかはする。
ちなみに、ハット族は基本的に生後50年は親の育児嚢の中で過ごすらしい(要出典)が、ロッタはジャバの「早いうちに広い世界を知っておけ」という方針により、小さいうちから育児嚢から出されていた。
親であるジャバからは溺愛されており、「パンキー・マフィン」(日本吹替では「ぷくぷくちゃん」)と呼ばれている。実際、ロッタが自分のもとに帰ってきた時、ジャバは今までにないほど大喜びし、感謝の印に自分の支配領域を共和国軍が自由に通行する許可を取り付けるなど、恐ろしい犯罪王とはいえ実子はかわいいことを示した。
なお、後日パントランのパパノイダ委員長が連れ去られた娘二人の捜査協力のため、ジャバの宮殿を訪れた際、ロッタはジャバのそばに控えていた。ジャバは当初協力するかは考えあぐねていたようだったが、「あなたも親であるなら」というパパノイダの言葉とロッタの姿に思うところがあったようで、協力することを決心した。
なお、『クローンウォーズ』作中でロッタが登場したのはこれだけ。
2008年公開の映画で新たに登場したキャラクターのため、1983年公開の「ジェダイの帰還」には登場していない。
また、後年公開されたジャバの死後を描いた『ボバ・フェット』でも、ジャバの遺産の正当な後継者筆頭にもかかわらず、ロッタの存在には触れられなかった。
そのため、ロッタは旧三部作の頃には死亡したか、あるいは勘当されて継承権を失ったかと案が得られていた。
だが、2024年12月10日に突如として、新作映画『マンダロリアン&グローグー』にロッタが出演することが発表された。(こちらがその記事)。
ジェレミー・アレン・ホワイトが声優を担当することが明かされているため、成長した姿が見れると多くのファンが期待している。