→マクロスΔを参照。
ネタバレ注意
概要
銀河系辺境の星系を中心に猛威を振るう奇病。通称「ヴァール(ヴァール化)」。2059年のバジュラ戦役後に発症が初めて確認された病。
人体の細胞にフォールド(超空間転移)して寄生する「フォールド細菌」(バジュラ戦役時におけるバジュラがもつ細菌と同じもの)の作用により発症し、血管の拡張、筋肉の肥大、自我の喪失、凶暴化などの症状が現れ、衝動のままに破壊を尽くす暴徒と化す。フォールド細菌は「セイズノール」という物質によって増殖する
星間複合企業体ケイオスはヴァールシンドロームに対抗すべく、フォールドレセプター保有者を集め、戦術音楽ユニット「ワルキューレ」を結成する。同ユニットの生体フォールド波を伴った歌声でヴァールの鎮静・予防が可能となるが、これはあくまで対症療法にすぎず、根本的な治療法は確立されていない。録音やデータ化した音声では生体フォールド波の効果が激減するため、歌い手が直接生の歌声を聴かせる必要がある。のちに対抗策として開発されたフォールドジャミング装置により、ある程度発症を抑制させて戦闘を継続する対策も行われるが、装置を破壊されると無効化される欠点を持つ。
ウィンダミアアップル
「銀河リンゴ」とも呼ばれる惑星ウィンダミア産のリンゴ。美味かつ栄養豊富、さらに安価であることから、ほかの星系国家や現地に駐留する新統合軍にも広く流通している。リンゴ自体は普通の果実だが、プロトカルチャー遺跡から湧き出す天然水を同時に摂取することで、ヴァール化の要因である高濃度のセイズノールが合成される。