掲載時期やメディアによっては「新三式弾」あるいは「新三八弾」、「殲滅弾」、「燦式弾」と呼称されている。OVAではほぼ一貫して「三八弾」あるいは「新三八弾」と呼称されている。
簡潔に説明すると
エグい、チート、航空機の天敵
原理としては普通に燃料気化爆弾(思いっきり簡単に言うと、専用の燃焼剤を高圧容器の弾頭に詰め、炸裂時に爆薬で燃焼剤を瞬間的に加圧沸騰させ、瞬時に燃焼剤を散布して広範囲を一時に爆発させる爆弾)であるが、後世世界の技術で帝国海軍の戦艦主砲で射撃可能な砲弾として完成させたもの。
初期の呼称に「新三式弾」とあるように三式弾の成果をもとに開発された兵器であるが、三式弾が榴散弾で炸裂箇所を頂点とする傘状の危害範囲で榴弾程の危害範囲を持たないのに対してこちらは炸裂箇所を中心とする周囲全域に渡ってくまなく危害を及ぼす兵器である。
故に高速の航空機相手であっても命中を期しやすい上、威力は同口径の対空榴弾の比では無い上に後世世界の技術で照準システムが改良され自動射撃された。
実戦初投入となった天元作戦におけるリーガン艦隊の艦載機相手の対空射撃において比叡の主砲1斉射でアメリカの攻撃隊が一挙に半数以上(OVAでは56機のTBFアヴェンジャー)を撃破された。
改良型の兵器に「ロ号弾」というものがあり、こちらは戦艦の主砲から放たれるタイプと爆弾や噴進弾(実質巡航ミサイル)に弾頭として仕込まれているものがある。
戦艦の砲弾タイプは「I型」、航空機用の爆弾・噴進弾タイプは「II型」として区別される。