概要
「ストッパー」は、『コミックバーガー』に1987年から1992年まで連載された。水島にとって昭和最後の連載作のひとつ。
三原心平
主人公、三原心平はMAX130キロしか投げられないピッチャー。しかしスカウトとコネをつくり、恩を売ることで大阪ガメッツにドラフト外での入団を果たす。
ストーリーの初期は「超遅球」や「山なり投球」などを切り札に、配球の駆け引きで打者を打ち取っていき、果てにはヤスリでボールに傷を付けたエメリーボール、ポマードを使用したスピットボールなどまで駆使するといった展開がある。
しかし、物語中盤から野手コンバートを経て投手兼任外野手となると、野手としては一転して超一流レベルの能力を持つ選手(俊足巧打のトップバッターで、広い守備範囲と強肩を併せ持つ外野手)として描かれている。
余談
「大阪ガメッツ」は野球狂の詩にも登場している。
元プロ野球選手「牛島和彦」は、三原心平のモデルになっている。