概要
伝承によると、西王母に使役される、飛行能力の高い鳥で、彼女に謁見を願う者はまず三青鳥に用件を伝えるとされている。
また古代中国の地理書『山海経』の「海内経」の記述によると、西王母の為に食事を取って来るという役目も担っているとされる。
「大荒西経」の記述によると、その姿はみな赤い首で黒い目を持ち、それぞれ「大鵹(だいり)」、「少鵹(しょうり)」、「青鳥(せいちょう)」という名前があり、「西山経」によると「三危山」にもこの三青鳥が生息しているという。
因みに一説によると三青鳥は三足烏であるといわれている。