概要
本名:久保 忠子(くぼ なおこ)、1932年9月24日生まれ。
1951年、新東宝に一期スターレットとして入社。同期には左幸子、天知茂、高島忠夫、三原葉子、松本朝夫、小笠原弘らがいた。
若手スターの相手役として清純な色気で人気が出て、池内淳子・三ツ矢歌子と並んで「三羽烏」と呼ばれて人気を得る。スタイルの良さは日本映画界随一とされ、洋装姿が抜群であったという。
1958年、田口哲監督のもと、女賭博師・お竜に扮した『女王蜂』に主演。
主演スターの地位を築こうとしていたが、新東宝の経営が苦しくなり、1959年に新東宝を退社。「殺されたスチュワーデス 白か黒か」(大映配給)に主演後、東映に入社。
脇に回り年10本以上の映画に出演。1963年にはフリーとなり大映、松竹等で時代劇、現代劇問わず多数の映画に出演。1968年には、特撮「マイティジャック」にレギュラー出演。
1970年に引退。1977年にTVドラマでカムバック。カムバック後は舞台にも出演した。