概要
誕生日 | 9月21日 |
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学年 | 能京高校1年 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 169cm |
体重 | 56kg |
血液型 | AB型 |
利き手 | 左利き |
得意科目 | 古典 |
好きな色 | アイボリー |
好きな季節 | 冬 |
好きな食べ物 | マカロン・寿司(特にサーモン) |
好きな言葉 | 静謐 |
趣味 | 読書 |
CV | 村瀬歩 |
能京高校の一年生でカバディ部所属。背番号は九番。
奏和高校との練習試合後に入部した。
宵越との初対面で女子と間違われたが、れっきとした男子高校生。
運動は未経験。
人物
肩口まで伸ばした桃色の髪に、ぱっちりした大きな目が特徴。
宵越の厳しい言葉の裏を読んだり、サプライズ歓迎会のプログラムを落とすという水澄のポカに気付かない振りをするなど、優しい性格。
非力で、やや優柔不断なきらいがある。
これまでスポーツには一切触れて来なかったが、クラスメイトの伴に誘われ、奏和高校との練習試合を見学。少しでも男らしくなれればという思いから、カバディ部への入部を希望する。
入部早々、部内で二チームに分かれてのVS王城戦では、体力作りも兼ねて両チームに所属、守備を担当。この時の各チームでの人見の失点率の違いから、宵越は「チームプレー」についての気付きを得ることになる。
女性的な容姿の所為か、体育の着替えの時間になると、他の男子たちは人見を残して早々に教室を出て行ってしまうため、人見はイジメか何かかと勘違いをしている。
唯一、関だけが気にせず声を掛けて来たため、そのことで彼に感謝している。
酒に弱く、アルコール入りのチョコレートでも酔っ払う。絡み酒。
関連タグ
三ツ橋蛍:中の人が同じにして、主人公に感銘を受けて強さに憧れたスポーツ漫画のキャラ繋がり。
岩木山雪里白那之五十六子晶:中の人&男の娘キャラ繋がり。
ネタバレ
「バイバイ。」
三校合同合宿での階段トレーニングの最中、日頃の運動不足が祟ってよろけたところを、偶然通りかかった英峰の二年スタメン 若菜に助けられる。
既に体力も気力も限界に近かったが、周囲に置いて行かれる焦りと、若菜の意欲的な姿勢に触発されたことから、人見は若菜と同じメニューを熟そうと意気込むものの、蓄積した疲労のため、上手くいかず。
人見はこれまで美容師の母と二人の姉に囲まれ、スポーツとは縁遠い生活を送っていた。
髪を伸ばしていたのも家族の仕事に協力するため。
「身綺麗に」「謙虚に」「精一杯やれば順位に拘る必要がない」という母たちの言葉に反発することもなく、けれど心の奥底では、受け身な、人形のような自身の生き方に疑問を感じていた。
そんな時、伴に誘われ、奏和との練習試合を見学。高谷相手に得点する宵越の姿に感激し、更に近くで観戦していたサッカー部の監督の言葉から、宵越がカバディを始めて一か月の素人であると知り、もしかしたら自分にもできるのではないかと甘い夢を見て、カバディ部に入部する。
しかし、現実はそう甘くはなく。周囲との実力の差を痛感する日々。
何故もっと早くからスポーツをして来なかったのかと悔し涙を流す人見に、若菜は自身の経験を語り、悔しいという気持ちを持っている人見は立派なスポーツマンであると、励ますような言葉を告げる。
そしてその時、若菜に言われたとある一言が、人見の心を強く揺さぶった。
先行く仲間たちに追いつくためには、ただひたすら練習するしかない。
そこには近道などなく、疲労が溜まった体がただただ重い。
けれど、その重さが今は心地よく。
嘗ての人形のようだった自分に別れを告げ、人見は再び走り出す。
公式戦初出場は伴や関よりも遅く、決勝リーグの英峰戦であり、井浦は決勝リーグの初日が連戦であることから、連戦での体力面の問題から人見を元々出す予定だったが、宵越と畦道のアクシデントによって想定外の場面での出場になり、自身の失敗で試合を壊してしまうのではと言う不安から集中出来なくなり、足の感覚が無くなる状態になるが、井浦からの言葉やフィールドにいる伴と関の顔を見て落ち着きを取り戻し、練習通りのプレーや、カバディ歴の長い井浦や六弦ですら思いもつかない方法である、正攻法では無い奇策によって、宵越と畦道がフィールドに戻れるまでの時間を稼ぐことに成功した。