この記事は、ゲーム『ダンガンロンパ』1作目・2作目及びアニメ『ダンガンロンパ3』のネタバレを含んでいます。閲覧は自己責任でお願いいたします。
概要
『ダンガンロンパ』の世界を崩壊させたとされる、ジェノサイダー翔曰く「人災よりも天災というべきレベル」の大惨事。
初出は初代『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』(以下『1』)。苗木誠ら78期生が希望ヶ峰学園に入学した1年後に発生し、瞬く間に世界は壊滅状態に追い込まれたと説明された。
その後続編である『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』やアニメ『ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園』(以下『3』)の中で、より詳しい経緯が語られている。
詳細(更なるネタバレ注意)
初代ダンガンロンパでは苗木たちが学園に入学して間もなくして「コロシアイ学園生活」が始まったはずなのに、中盤にこの「絶望的事件」の存在が浮上し、この時点で記憶に矛盾が生じていることが仄めかされたが、終盤まで気づくことは無かった。
事の発端は、希望ヶ峰学園本科生の一部がこの人の手によって『絶望』に堕とされたこと。
彼らは超高校級の『絶望』と呼ばれ、世界各地に散らばって同時多発テロを敢行。何の主張もなく、見返りを求めることもなく、ただ『絶望』を振りまくためだけに行動した。
元々「超高校級」の才能を有する彼らの影響力は凄まじく、『絶望』は止まることなくどんどん伝染していった。
荒廃した世界の描写においては、モノクマの被り物をした人々が街中で破壊行動を取っている他、世界各地の有名な建築物やモニュメント(自由の女神やエッフェル塔など)に巨大なモノクマの顔が付けられている。
『1』における黒幕の死により、核を失った『絶望』の勢力は急速に衰え始めた。だが黒幕の思想を受け継いだ者たちは絶望の残党として、尚も活動を続けた。そのため『3』未来編の時点でも、「人類史上最大最悪の絶望的事件」は終わっていないとされている。
関連タグ
希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件→前段階というべき事件。