曖昧さ回避
- 小説及びアニメ「新世界より」のキャラクター。
- 小説「ガイア・ギア」や劇場版アニメ「機動警察パトレイバー2theMovie」のイラストレーター、メカニックデザイナー。
「新世界より」のキャラクター、伊東守について
主人公である渡辺早季の幼馴染。
臆病且つ引っ込み思案で自分の意見を言う事が殆ど無い。そんな自分を引っ張ってくれる秋月真理亜との主従にも似た関係性を心地いいと思っている節がある。
各章での活躍
1.若葉の季節
主要人物の5人の中で彼だけが「友愛園」という小学校出身(他の4人は「和貴園」)で、「全人学級」にて再会し、「第一班」として再び行動を共にすることとなる。
ある日、学校行事である夏季キャンプの際、偶然今の世界が形成されるまでの歴史を聞いてしまい、その直後、清浄寺の僧侶「離塵」に規約違反として呪力を暗示で凍結され連行される。
2.夏闇
連行中、人間に服従しない外来種バケネズミの集団「土蜘蛛」コロニーの襲撃に遭う。その際、離塵により気弱な彼は死んでも大差ないと判断され、一時囮にされるという目に遭っている。
そして連行の途中に離塵が爆死し、呪力を凍結されたままの状態を切り抜ける為、青沼瞬の指示で散り散りに逃亡することに。
その後コロニー同士の戦乱を何とか生き延び、はぐれた皆との合流も果たし無事帰還する。
3.深秋
夏季キャンプの騒動から2年後、いつもと変わらない学校生活を送っていた。
思春期になり、生徒達の間では遺伝子レベルで組み込まれた機構に従い、親しい同性との恋愛が展開されていた。
しかし彼だけは例外で、恋人を作らず、真理亜へ一途な思いを貫いており、当の真理亜も彼に対してとても優しく接している。また最近「第一班」の皆がバラバラに行動していることをとても不安に感じている。
そんなある日、瞬の様子がおかしくなり、気になった早季の提案で調査を始める。彼は真理亜と共に中庭へ侵入し、瞬が命を狙われている事を突き止める。