概要
「臭作」の主人公で、「遺作」に登場した伊頭遺作の弟。「鬼作」の主人公・伊頭鬼作の次兄。過去には鬼作を弱虫呼ばわりして遺作と一緒に虐待し続けた挙句殺そうとした。
偶然パチンコ屋で出会った加藤と言う男が粛正音楽学院女子寮管理人に採用されたことを知り、加藤に成りすましてまんまと寮の管理人におさまった。(言動から本物の加藤は殺されたと思われる)
しかし、ある土曜の午後に寮監を務める教師・南綾香に月曜日に学園への出頭を命じられる。
正体がばれそうになったことを悟り、かねてから目をつけていた7人の女子寮生をターゲットとした「たくさん写真を撮って女の子を脅しちゃうぞ、作戦」を実行に移し、香織にも睡眠薬を盛って凌辱しようと目論む。
ちなみに、作戦のために用意したカメラやロープ等の道具は全て万引きで手に入れた。
弟の鬼作同様、作業着姿にタオルと言ういでたち。
性格は兄の遺作と同様、粗野、粗暴、狡猾、卑劣、淫猥、陰険な性格で必要とあれば殺人も辞さない極悪人だが、本質は「見栄とプライドだけの男」と言われた兄と異なり、済んだことは水に流そうとするなど決して小心者というわけではない。また、ターゲットを舐めて掛かったが故に反撃で足を掬われ自滅した兄に対し、彼はターゲットの弱味に徹底的につけ込むことでその糸口を封じ、完全に逆らえないようにしてしまっている。
ただ、ターゲット以外にも弱味を握って手駒をつけ、自らの立場を確保した兄に比べると計画性の無さや思いつきで行動しているという点もあり、「残り2日で7人を攻略する」という事の本末から、最後の最後に至るまで、その場次第で動いている様ないい加減さや予想外の事態をも想定しない詰めの甘さも出てしまい、いずれにしろ身を滅ぼす結果となっている。
そうした部分もあってか、鬼作からは何かとディスられる対象となっている。
また盗撮に失敗した際に大げさに落ち込み「ななはんでしゅとこう」等とぼやくおちゃめな面もある。
アニメ版では調教術にも非常に長けており、ヒロインたちが言いなりになったことはおろか、レズビアンとしても覚醒させ、更なる女性を凌辱する切っ掛けともする。