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誘導分岐編集

  • 「意表を衝くような名作」ないし「前衛的な怪作」についてはこちらへ。
  • elf制作のアダルトゲーム。本稿で解説。

概要編集

伊頭家シリーズの第3作目に当たる。前作「臭作」の主人公、臭作の弟である鬼作が主人公として登場する作品。年間10万本を売り上げ、2001年度発売アダルトゲームのセールス1位を記録した。また、ED曲に人間椅子の『芋虫』が使用されている。

エロゲーのみならず、ギャルゲーにも多大な影響を残した蛭田昌人氏が主導した最後の作品であり、兄二人に比べどこか憎めない鬼作や裏ルートでのメタフィクション展開等、テキストのキレは流石の一言。

後に、あの鬼作抱き枕を売っているピンクパイナップルより18禁OVA化されている。(好評だったのかオリジナルストーリーであるものの、鬼作死後のストーリーもある)


登場人物編集

主人公編集

主人公。伊頭三兄弟の末っ子。鬼畜モンを自称しているが兄二人に比べると根っからの悪とは言い難い憎めない性格。小学校中退だが非常に世渡り上手で、女性キャラ達を盗撮したり弱みを握り追い詰め凌辱していく。

ヒロインこと肉壺軍団編集

鬼作の同僚。男に騙されやすい性格。ライバル製薬会社の営業マンと関係を持っており、会社の情報を漏洩している。

鬼作の同僚。鬼作の事は当初見下していた一方、中年好きで部長と不倫している。

  • 白石桃子

受付嬢。献身的で心優しい性格。鬼作に凌辱されてもなお「本当は優しい人」と言い続ける。中出しされたのは鬼作が初めてだった為共に田舎に帰ってもらおうと迫る。

  • 秋本葵

看護師。鬼作と見合いした姉の付き添いで来た事がきっかけで鬼作と知り合う。お見合いシーンは腹筋崩壊注意。

  • 三波撫子

課長の新妻。控え目で大人しい性格。夫婦関係で悩みを持つ一方、夫を思うが故にパンチラ写真一枚で堕ちてしまう。

  • 姫野優里

部長の一人娘。人見知りする気弱な優等生。ファザコン気味で父親が不倫している事に気付いている。反抗から不良の女子達と付き合ったり万引き等行なっている、処女で性知識に非常に疎い。

  • 杉本翔子

会長の孫娘。やや子供っぽくワガママで会長も手を焼いている。処女で、凌辱しようとする鬼作に対し「強姦罪だけでなく傷害罪にもなる」と脅してくる。

  • 柏木綾乃

会長秘書。実は元AV女優だが非常に野心家で「女版鬼作」と称されている。難易度が高くラスボス的存在。

その他編集

  • 謎の少女

ある条件をクリアすると登場する。外見は小学生くらいのボクっ娘。ある日突然鬼作の部屋のキッチンで泣いている所を発見され、そのまま彼の部屋に居座る。鬼作は18歳未満に興味が無いので当然攻略ヒロインでは無いが、ある意味真ヒロインかもしれない…。

詳細は下記参照。(ネタバレ注意!)


関連タグ編集

elf 遺作 臭作 エロゲ アダルトゲームのタイトル一覧









【裏ルート】鬼作の魂を救え編集

※ネタバレ注意!







全ての肉壺たちを攻略した後に表れる裏ルート。


突如として現れたロリ幼女。

しかし、さすがの鬼作でも18才未満は守備範囲外であり、ナイフを突きつけ脅したり、性的な意味では無いお尻にスパンキングをしても追い払おうとする。だが追い払うどころか、逆に懐かれ寝床を共にするまでになってしまう。

(※ただし、盗撮など鬼畜行為を一度でもすると幼女は消えてしまうので注意、ひたすら仕事に打ち込みつつ女性キャラ達の悩み相談に乗ったりしよう)


茶碗を割られたり、顔に落書きされたりしていく内に徐々に打ち解けてきたのか、作業着の裏に縫い付けてある忌まわしいクソ雌こと、母親とのツーショットを見られた時とお見合い前夜、鬼作のサービスカット?も兼ねたお風呂シーンの時に、鬼作は自身の複雑な生い立ちを語る。


しまいには幼女のために風鈴を買ってあげたり、毛布に一緒にくるまって寝るなどデレる


だが会社のバーベキューに行った際、幼女が川に落ちてしまう。

自身もカナヅチだが、(選択肢によっては)川に飛び込んで助ける。

なんとか幼女を川岸に押しやるが、非情にも鬼作自身は溺れてしまった。


下流に打ち上げられた鬼作。

野次馬が群がるも、不潔なおやぢを助けようとする善人はおらず、むしろあざ笑うような冷たい仕打ちを示す。


そして誰もいなくなった。

鬼作は幼女と一緒に自転車に乗りながら、どこかへ行く。

ED曲である『芋虫』は誰に対しての皮肉か。


なお、このルートでは幼女への陵辱シーンはない。そして上記した通り鬼畜行為はしてはいけないのでこのルートに入ると全然エロくない。しかしこのEDこそが真エンドという見方もある(『芋虫』もこのEDでしか流れない)。

お見合いシーンが腹筋崩壊注意なら、このルートは涙腺崩壊注意である。

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