概要
『同級生2』とは、1995年にelfから発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームのことであり、1992年に発売された『同級生』の続編である。数多くの機種において発売され、1996年にはアニメ化もされ、OVAとして12編制作された。
2024年6月にFG REMAKEによりリメイク版が発売予定である。
ちなみに攻略対象ヒロインは15人。その中に、主人公と同い年の娘を持つ未亡人が二人もいる。
主人公は八十八学園始まって以来の問題児として町内の有名人物。女好きかつ破天荒な性格の上、正義感と腕っ節が強い。幼少時に母を病で亡くした上、父が考古学者で常に海外を飛び回っているため、現在は鳴沢親子と同居している。同居人の鳴沢唯からは、「お兄ちゃん」と呼ばれており、主人公を慕う一心で八十八学園に転入し、同級生となる。そこから物語はスタートする。
登場人物
ヒロイン
サブキャラクター
カエルおやぢ
竜二
ひかり
怒り野ボツ子
攻略
基本的なゲームシステムは前作とほとんど変わらず、限られた時間内に街中を歩いてヒロインと会う事により物語が進行していく。
しかし、物語の期間が前作より短い上にヒロイン毎のイベントスケジュールが重なり易く、前作に比べ同時攻略が難しくなっている。
攻略の難易度はヒロインによって異なり、複数の場所に登場する上にヒロインと関わりの深い脇役とも出会って何度も話をしなければ物語が進まないヒロインもいれば、ほぼ特定の場所にしか登場しないヒロインもいる。
中には、告白条件を満たすと(他のヒロインの場合は主人公に拒否権があるのに)強制的にエンディングを迎えさせられるヒロインもいるので同時攻略を狙う際には注意が必要。
「卒業生」というファンディスクが作られた。
各機種版
数多くの機種に移植されたことで知られる
パソコン版
- PC9801版
オリジナル版
- X68000版
- FMタウンズ版
- ウィンドウズ版
家庭用機版
家庭用機ではスーパーファミコンとプレイステーションはバンプレストから発売されている。
- スーパーファミコン版
小売店での販売はなく、ローソンで行われていた『ニンテンドウパワー』専用ソフトとして販売。現在では販売終了しており、中古でも入手はかなり難しい。エロシーンは当然ながらカット、音楽もかなり削られるなど内容もかなり厳しいがなぜかプレイステーション版より表現の規制は甘い。
- プレイステーション版
限定版でフィギュア12体がついたことで知られ、その大きさは他のソフトを圧倒した。
- PC-FX版
家庭用としては唯一の18禁ソフト(裸と乳首が出ている)。PC-FX初の美少女ゲーム移植でもある。
- セガサターン版
18歳以上推奨で、エロシーンも乳首や挿入シーンは無い。声優陣がかなり豪華で(同級生2では作品ごとに声優が入れ替わってる)、ED曲「春を待つ季節」が未だCD化されていない幻の名曲となっている。
OVA版
今でこそ珍しくなくなったが、原作がエロゲーのアニメ化作品が(エロシーンのカットはされたが)地上波放送されたのはこの作品が初めてである。