永島久美子
ながしまくみこ
200年の歴史を持つ冬至温泉の老舗旅館「永島旅館」の一人娘。
母親の佐知子は五代目の女将。鳴沢唯と同じく父親を10年前に亡くしている。
お下げの髪が特徴で童顔と幼く見えるが、主人公とは同い年でスタイルも年齢相応。
田舎育ちのためか、重そうな荷物を苦も無く背負えたりと意外に力持ち。
服装は半纏を着ていたりと、田舎出身らしく素朴で地味。
人を疑うことを知らないほど世間知らずで純粋な性格だが、結婚する人でないと純潔は捧げられない、と語るなど貞操観念は高い。
都会に偏見を持つ母の教育方針によって冬至温泉から一歩も外に出たことがなく、同世代の異性との交流もない田舎での生活を退屈に感じており、都会に強い憧れを抱いている。
温泉旅行にやってきた主人公と知り合い、「八十八町に来たら、家に遊びにおいで」と誘われたことから、母への反発もあって家出同然に旅館を飛び出し主人公の元にやってくる。
憧れの都会生活を満喫するが、素朴で幼い外見からか声をかけてくるのは下心丸出しの中年オヤジばかりで、さらには痴漢にも遭ったりと散々な目に。※
西御寺からも主人公のメイド呼ばわりされたことでショックを受けるが、主人公に元気づけられたことで彼に惹かれるようになっていく。
※他にも援交や強姦をされかけていたが、影から見守っていた主人公によって阻止されている。
やがてホームシックになった久美子は迎えに来た佐知子と一緒に冬至温泉へと帰っていった。
エンディングでは主人公と共に理容師となり、八十八町で美容室を開業するようになる。
なお、主人公が佐知子と結ばれた場合はショックで家を飛び出すが、都会で無事に新しい彼氏を作って数年後には戻ってきている。
杉本桜子と同じく隠しキャラであり、温泉旅行に行かないと出会うことすらできない。
これは母親の佐知子も同様。