概要
『何かおかしい』は、テレビ東京で放送されているドラマシリーズである。
原案・ストーリーテラーは、ホラー作家の雨穴。架空のラジオ生放送番組「オビナマワイド」に届いたリスナーからのメールや、番組の企画などがきっかけとなり悲劇が起こっていくリアルタイム進行型ホラー作品となっている。
2022年に第1シリーズ(全6話)、2023年に第2シリーズ(全12話)が放送されている。
両作ともスタジオセット10数か所に小型カメラが定点設置し撮影されており、舞台のように通しの一発取りをしているのが特徴(最大で15分の長回し)。この手法は3日で全6話を撮影するという過密日程により生み出され、出演者の一部はラジオ番組の台本という形で台本を手元において芝居をしている(このため、セリフ打ち合わせやカメラリハーサルの時間は削減)。セリフの間違いも、生のラジオっぽいということでNGにしなかった部分がある。また、中継スタッフ役の演者の撮影映像はそのまま劇中使用している。
OPや惨劇後、雨穴氏自身がストーリーテラーとして出演し解説するのが定番。第1シリーズではあくまで作品の外部から語る立場であったが、第2シリーズより番組スタッフと連絡を取り合い助言するなど、登場人物の一人とも言える立場となっている。
第2シリーズ4話ではサブタイ通りに「にせ雨穴」が登場し、番組の流れを誘導するシーンもあった。
またEDでは華麗なダンスを披露している。