こんにちは、雨穴と申します。
プロフィール
性別 | 男性 |
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身長 | 不明(※1) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | 神奈川県 蟹投市(※2) |
好きなもの | うさぎ |
※1 写真や動画の背景と比較して180cm台前半と思われる。自販機(約183cm)と同じくらいで、身長185cmのヤスミノ(BHB所属のディレクター)よりやや低い程度。→二人が並んでいる画像がある記事
※2 「友達がいないので一人でバンドを組んで演奏してみた」で判明。「蟹投市」は架空の地名だが、時折ローカルなネタが挟まれることから雨穴自身は神奈川県在住の可能性が高い。
概要
雨穴とは、日本のウェブライター・YouTuber・ホラー作家である。
見るからにダークウェブ系の容姿で、黒の全身タイツと目と口に穴が開いた白い仮面が特徴。記事によってはスーツ姿の場合もある。
プロフィールでも分かるように長身の男性だが、YouTubeの動画ではボイスチェンジャーを利用した女性のような甲高い声で話す(当初は「CV:他人」だったが、「CV:他者」「CV:人」と変わり、最近では「雨穴」のみ)。
穏やかで礼儀正しい性格の持ち主。見知らぬ子どもにお弁当を作ってあげたり、奇妙なものを見つけて戸惑ったりと、優しく人間味のある一面も。
名前の読みは「うけつ」で、雨が好きなことに由来。
好きな動物はうさぎで、巨大なうさぎの鼻を作ったこともあるほど。
作風
主に工作系や自作のCG、音声などを用いた記事を執筆している。
オモコロでの活動初期は見た目の強烈なインパクトとは裏腹に和やかな作風だったが、徐々にオカルトやホラー要素の強い記事が増えていく。ちなみに初投稿は「少女の涙をぬぐえるウォーターサーバーをつくった。」(現在は閲覧不可)という記事で、雨穴のある性癖が分かる内容になっている。
ホラー系については歯や指、体の一部をモチーフとした工作物を利用した、和風な世界観が特徴的である。
限定公開記事で使用している動画の一部(通称:インターネットを守りましょう)を抜粋し、TwitterおよびYouTubeで公開。
これをきっかけに、YouTubeでの活動も増え始める。YouTuberの水溜りボンドに動画で取り上げられ、歌手のaikoもラジオで言及するなど、インターネット上での知名度は高い。
オモコロとの関わり
2018年の第5回オモコロ杯では記事「VRAVよりも楽しくAVを見る方法」で優秀賞のメロン賞を獲得。その後はオモコロのメンバーとして活動を始める。新人ながらweb記事の作法を知り尽くした内容で、当時の審査員を騒然とさせた。
オモコロ編集部からの評価は「顔が怖い」「ヘイホーの怨霊」、「3回見たら死ぬ呪いの絵かと思った」「カオナシとこだまを交配したジブリキメラ」など、見た目についてのものが多い。性格面では「おとなしい好青年」と言われたことも。
素性
記事・作品が高く評価される一方で、その内容は新人とは考えられないほど完成されており、バーグハンバーグバーグの社員ライターや編集者、もしくは他メディアの有名ライターが変名や共同ペンネームとして活動しているのではないか、という意見もある。
特に初期はARuFa(オモコロで活動、作風に共通点も多い)の覆面参加ではないかと噂されており、「バグった野菜ネタ」が被るなど、奇妙なつながりが見られる。
2020年に公開されたオモコロチャンネルの動画「雨穴って何者?」では、ARuFaが明確に「別人」「体格が全然違う」(AruFaは身長165cm程度、雨穴は180cm以上)と、「ARuFa=雨穴説」を否定している。
また、この動画ではスーツ姿に能面を被った人物が「雨穴の代理人」として登場し、オモコロのメンバーにビデオメッセージを届けに来ており、この人物こそが雨穴本人なのではないかという意見もある。
さらに、ARuFaの否定もあくまで「記事内の写真に写っている雨穴とは別人である」という点に留まっているため、共同ペンネーム説や「雨穴役」となる人物が存在する可能性自体は否定されていない。
BHBの社員説の根拠については、例えばオモコロチャンネルの「○○って何者?」シリーズではBHBの社員ライター、編集者を中心に紹介されているが、雨穴の回は初の外部ライター紹介となったみくのしんの回より一年以上前に投稿されている(つまり、「中の人」が社員として常駐しているので、早い段階で撮影しやすかったのでは?)ということなどが挙げられる。
また、(その作風もあるが)デビューから覆面作家を貫いていることや、自身のSNSや著作を除いてライターとしてオモコロ以外への寄稿が確認されていないことから、すでにオモコロや競合する他サイトで(顔出しの)活動歴があるのではないかとも考えられる。
ちなみに、ARuFa・ダ・ヴィンチ・恐山らオモコロライターと関係が深い月ノ美兎も友人に雨穴と疑われたことがあるらしいが、これについては本人が否定している。
当人はこの格好で活動している理由について「スーパーのパートでも働いていたので周囲に知られたくなかった」「もともと変身願望があった」「演出上黒子のように自身の人間性を消したかった」といった複合的な要因をインタビュー等で(真偽はさておき)説明している。スーパー勤務は2023年2月時点ではまだ続けている体だが2024年5月には過去形で語っている。
……3番目についてはかえって逆効果のようだが。
変な家
2020年10月12日に、オモコロにてノンフィクション風ミステリー『【不動産ミステリー】変な家』が公開され、その衝撃的な内容から大きな反響を呼んだ。
その後同月30日には雨穴の個人YouTubeチャンネルで動画版が公開され、これをもとにした小説版が飛鳥新書から発売された。また、一迅社から漫画版も発売された。
あらすじ
雨穴の知人・柳岡が買おうとしている中古の一軒家。なかなか良い物件だが、間取り図に謎の空間が存在し、不動産屋にもその理由がよく分からないという不気味なものだった。
柳岡に相談を持ちかけられた雨穴は、栗原という設計士と協力し、彼と共に「変な家」の真相に迫っていく。
YouTubeでは第一章が公開され、書籍版では「完結編」を読むことができる。
キーパーソンである栗原は「変な家」以降の動画にも登場し、雨穴からの情報をもとに推理する安楽椅子探偵的なキャラクターとなっている。
2022年には飛鳥新書から映画化企画が進行中であることが発表され、2024年3月に間宮祥太朗・佐藤二朗ダブル主演による映画が公開された。
何かおかしい
2022年6月1日からテレビ東京系で放送されている連続ドラマ『何かおかしい』の原案・ストーリーテラーを務めている。
なお、Twitter上のハッシュタグ「#何かおかしい」は本来ドラマのハッシュタグとして使われていたはずだが、なぜか政治的なツイートにタグ付けされていることが多い。
栗原さん
雨穴の知り合い。本業は設計士で多方面の知識を持っており動画内で助言を与えている。雨穴とは食事にいく程が仲が良い。話が度々脱線する癖があり口が悪くたまに彼をディスる。子持ちの妹がいる。父親は銀行員として務めておりそこそこの生活をしていた。漫画版ではダンディーな男性として描かれた。
映画版においては佐藤二朗が演じており、「栗原文宣」というフルネームが明かされた。
クレヨンしんちゃん
2024年8月31日放送の『変な家族だゾ』に出演。
関連動画
音楽系の動画も多数あり、ボカロPとしての顔を持つ。