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僧我三威

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そがみつい

「僧我三威」(そがみつい)とは、「福本伸行」による漫画『天 天和通りの快男児』に登場するキャラクターである。

概要

演:でんでん

赤木しげるが現れるまでは裏世界最強と呼ばれた「怪物」。十数年もの長期にわたり勝ち続け、無敗を誇った伝説の存在である。

赤木ほどの華やかさや、原田克美のような殺気はないものの、常人には理解できない「麻雀の闇」を見通しているとさえ言われる極めて高い直感力をもち、自らの気配を消し忍び寄るように狙い討ち取る不気味なほどの打ち筋を見せる。

十数年もの間、闇の王として君臨した後に引退した僧我であったが、その経歴も後に裏世界に君臨した赤木しげるの華やかな活躍の前では霞んでしまうこととなる。それ故、赤木に対しては憎悪にも近いライバル心を抱いており、幾度となく赤木と直接対決にて決着を付けようとした。が、それは同時に赤木の実力を認めていたことの裏返しでもあった。

通夜編では「決着をつけずに死ぬのは許さん」と、麻雀牌を使った簡易的なゲーム『ナイン』で赤木と対戦。

自分が勝てば赤木の安楽死を取り止め、負ければ自ら切腹して自決するという取り決めの下、終生のライバルである赤木と最後の勝負を行うも、赤木の神憑り的な強運の前に完敗同然の引き分けを喫し、取り決めも無効となる。

赤木が最期の時を迎える際は他の参列者と共に赤木しげるの最期を涙ながらに見届けた。

2023年の6月より『老境博徒伝SOGA』として、近代麻雀で彼が主役のスピンオフ漫画が連載が開始した。(原作脚本:森崎ビンゴ/協力:福本伸行)

天終盤の病も、医療の進歩であっさり快復し、静かな余生を過ごすべく介護施設入りを決意する。

原田に依頼して探してもらった介護施設「マノワ・ド・ボヌール(幸運の館)」は、ボケ防止のためにパチンコや麻雀卓があり、賭博も横行する、騒々しくとんでもない施設だった。

(なお、実際にボケ防止のためにパチンコやパチスロ、麻雀卓を設置している介護施設は実在する。

しかも、施設内は専用のクーポン「ペリカ」で賭博や入居中の嗜好品の菓子や飲料、衣類の売買が行われていた。

静かな余生とは真逆の環境だが、原田には施設探しや手続きを全て任せた手前、無碍に出来ない。

結局、施設内の生活水準維持と突っかかってくるお山の大将進藤を麻雀で返り討ちでペリカを集めたかと思えば、不憫な施設仲間に優しくして慕われたり、老いによるツモのミスを犯して指先の神経を蘇らすべくレクリエーションの折り紙を真面目にやったり、想像したものとは違うが、意外と濃厚な日々を過ごす。

コメント

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  • Wonderful Unknown

    2016年9月26日十八回目の赤木しげる追悼/追悼の合作の企画に提出した文章。僧我さんの視点で見た赤木しげるについて。いろいろオリジナル要素が多いですので苦手な方はご注意ください。/1ページは日本語の文章、2ページは韓国語の文章があります。内容は同じです。日本語の文章の方は日本語が母国語ではないため、変なところがあるかも知れませんがお許しください。
  • 吉祥桃花

    九月下旬某日に原田組を僧我さんが訪れる話 ⚠︎原田の過去捏造(僧我さんが麻雀の師匠設定) ⚠︎天原匂わせあり

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