八連荘
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ぱーれんちゃん
八連荘とは麻雀のローカル役の一つである。
麻雀において八回連続で同じプレイヤーが和了(基本的に、途中に流局をはさんではいけない)した場合に八回目を特別に役満とするローカル役である。ローカル役の中でも知名度は高い部類であるが近年採用例はあまり多くない。
ローカル役であることもあり八連荘の定義は様々であり……
- 親として八回連続で和了する
- 八本場で和了する
- 最終的に八回連続であれば構わない
等とルールにはばらつきが見られる。
1の例の場合は子の状態で和了をし出した場合最終的に八回連続の時点では八連荘が成立しないことになり、1回目の和了が北家であれば11回目の和了で八連荘となる。2の例の場合は逆に流局等を繰り返した後に和了すれば1回の和了で成立する場合もある。3の例が最も一般的なルールであろう。この場合、四本場の段階で成立する場合もある。
また、八連荘達成後の次の和了(9回目)も八連荘と見なすルールや、次は十六回目を八連荘と見なすルール等様々あり、また八連荘を阻止した場合に破回八連荘という役満が成立するローカル役もある。この場合、いずれかのプレイヤーが7連続和了をしている状況だと誰が和了しても役満ということになる。
2の例以外の場合は八連荘は必ず親で成立するため、それまで7連続和了していればまず間違いなく誰かを飛ばす事が出来るであろう。というか、八連荘が成立する前に誰かが飛ぶ可能性も高く、飛び有りの場合、条件を満たす前に終局となる場合が多い。
尚、八連荘そのものを役とみなすかどうかは定義揺れがある。一般的に八連荘成立時には五本場を超えることが多く、八連荘その物では二翻縛りを超えられないルールの場合にはそれ以外に2翻の役を作る必要がある。
もちろん滅多に見れる例ではないが、相手との圧倒的な実力差を見せつけるシチュエーションとして使われる事がある。
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