概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する人気漫画「君に伝われ」全101巻のボツエピソードのひとつ。
※ネタバレ注意!
少女漫画「君に伝われ」は、古代遺物で描かれた預言書であることが明らかとなる。風子がそれをふまえて漫画を読み直したところ、不自然に抜けているエピソードがあることに気付く。
その一つが、ビリーの反乱に関する記述だった。
組織(ユニオン)のボスであるジュイスにとってビリーの反乱は未知の出来事であり、未来を知るためには「君の伝われ」の没エピソードの調査は不可欠であった。
漫画家志望者を装い編集部に潜入した出雲風子は、「君に伝われ」には三つの没エピソードが存在することを編集者から聞き出す。
それこそが、「四季四天王編」「公平くん裏切り編」「安藤くんの過去編」であった。
作者の安野雲(あんの うん)は、編集者側も出会ったことも声すらも知らない詳細不明の人物であったが、風子は編集部へかかってきた電話を通してコンタクトを取ることに成功。
作者・安野雲はどういった意図で「公平くん裏切り編」を含む三つのエピソードを描かなかったのか。その調査に乗り出すため、アンディと共に彼の住むカナダへと向かうのだった。