「私はエリートでなければいけません。止まっている暇はないんです」
プロフィール
クラス | ローズ |
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年齢 | 14歳→16歳 |
誕生日 | 12月24日 |
血液型 | B型 |
身長 | 144cm→155cm |
体重 | 38kg→39kg |
スリーサイズ | B:75 W:51 H:77→ B:74 W:53 H:77 |
所属 | 風紀委員(Aでは風紀委員長へ昇格) |
好きな食べ物 | ミルクティー |
嫌いな食べ物 | グリーンピース |
趣味 | 読書 |
特技 | 速読 |
在学年数 | 2年→4年 |
声優 | 大久保瑠美 |
(※数字の変化は「無印」→「A」)
概要
私立グリモワール魔法学園に登場するヒロイン。
人とのコミュニケーションを拒否し、学業に没頭する少女。
誰よりも秀でることを絶対唯一の目的とし、不要なものは全て切り捨てている。
そのせいか学園では孤立気味だが、特に本人は気にしていない。
魔法の実力も高いが、ワンマンな戦い方には賛否両論。
人物
ヒロインの一人、冬樹ノエルの双子の姉。ノエルに比べて髪や目の色が薄くなっている。双子ではあるが日付が変わる前後に生まれたらしく、ノエルに対して誕生日が1日早くなっている。名前の由来はクリスマス・イヴ。
人付き合いも望んでするタイプではない冷めた性格で、特に妹のノエルのことは避けているような節がある。
エリートになることを目標にし、それ以外への関心は薄い。風紀委員に所属していることは、得点稼ぎの一環と語っている。
クールな性格だが一方で感情的になりやすい傾向もみられるなど、年相応さを垣間見せることもある。
得意な魔法は氷の魔法。運動はあまり得意ではない。
本編上の活躍
よく絡むのは自身が所属する風紀委員の面々だが、図書室に入り浸っているため、霧塚萌木たちとも交友がある。ノエルとは子供の頃はベッタリであったようだが、学園に入学して以後は殆どなかった。
入学当初は無所属であったが、風紀委員長水無月風子直々のスカウトにより、参加を承諾。
当初は籍を置くだけのほぼ幽霊部員であった(籍を置くだけでいい、という風子からの申し出もあったため特に問題にはなっていない)が、
並行世界である「裏世界」のことなどが明らかになるにつれ風紀委員としての活動を始め、
主に魔法学園を狙うテロリストへの対策をまとめる任に就いている。
主人公とは第18話「エリートへの道」においてテロリスト痕跡調査のため組むことになる。
他のヒロインたちは主人公に対し「守ってやるから安心しろ」といった言葉をかけるのに対し、
彼女からは「足を引っ張るな、巻き込まれたくなかったら逃げろ」ときつい言葉をかけられる。
一方で道中にて負傷した主人公を膝枕で介抱する等、俗にいうツンデレである。
裏世界ではノエル共々詳細が比較的明確になっているキャラで、イベント「風飛の丘に花は散り」で裏世界のノエルとコミュニケーションをとることが出来る。
「グリモアA」以降、水無月風子から風紀委員長を任されることに。また、ノエルとの和解や、転校生ら多くの学園生達との関わりを経て、以前までの冷たさは少し影を潜め、精神的に成長したように窺える。
第五回人気投票では水無月風子に届かず二位。第六回人気投票では約200万票を獲得し1位を獲得した。ちなみに前回1位の水無月風子は180万票。
ノエルとの関係
(裏世界関連のネタバレを含みます)
魔法使いに覚醒する前、イヴは運動は苦手だが勉強が得意であり、ノエルは反対に勉強は苦手だが運動が得意な少女であった。
しかし冬樹家はいわゆる名門であったため、エリートを望む両親は勉強の得意なイヴを贔屓するようになる。
イヴとノエルは両親ですら自分たちの見分けが中々つかないことを利用し、定期的に入れ替わることで親の愛を分け合っていた。
ここまでは表世界でも裏世界でも同じだったと思われるが、裏世界では表とは異なり、二人は入れ替わったままの状態で魔法使いに覚醒してしまう。
度々入れ替わっていたことを今更言い出すことはできず、イヴはノエル、ノエルはイヴとして学園生活を過ごすことになる。
自分が「イヴ」として姉の代わりにエリートになれば本来のイヴは戦わなくて済むと考えるノエルと、そんなノエルを危険な目に遭わせまいとするイヴ。
二人の想いはすれ違い、やがて大喧嘩になってしまう。
以後、裏世界のイヴとノエルは、表世界よりも深い亀裂を抱えたまま、第8次侵攻までを過ごす。
先述のイベント「風飛の丘に花は散り」でコミュニケーションをとれる「ノエル」は本当はイヴである。
その後、第八次侵攻において二人とも戦死。
キャラソン「スノードーム」は第8次侵攻時の裏世界のノエルとイヴの想いが歌われている。
コミュニケーションイベント「約束のキャロル」では、クリスマスの汐浜ファンタジーランドを舞台に、表世界の冬樹姉妹がすれ違いの日々に終止符を打ち、仲直りに至るまでのストーリーが描かれる。「約束のキャロル」は、第六回人気投票コミュイベ部門で一位を獲得している。
コミュニケーションイベント「風飛の丘に花は咲き 第8次侵攻」では、再び裏世界の冬樹姉妹の様子が描かれる。
霧の魔物との和解を果たした表世界の学園生たちが、「風飛の丘に花は散り」で転校生が見た裏世界を第8次侵攻から救った後を舞台に、生き残ることができた裏世界のイヴとノエルと、表世界の彼女たちとの交流が展開される。