ATLUS製のゲーム『真・女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズ、『幻影異聞録♯FE』などに登場する銃や弓による攻撃スキル。
当初の表記は「刹那五月雨撃」と送り仮名がないのだが、後年の作品では項目名通り「刹那五月雨撃ち」の表記となっている。
一瞬の間に弾幕を張り、敵全体を攻撃する技。
『P4U』にも桐条美鶴のSPスキル(通常の格ゲーの超必殺技にあたる)で登場、こちらは弾幕ではなく美鶴の手持ち武器のレイピアでの突き連打から最後にはボタン溜押しで発射タイミングをずらせるキックを打つ、という技になっている。
初出の『女神異聞録ペルソナ』では、ゲーム中は平仮名で「せつなさみだれうち」と表示されていたので“切なさ乱れ撃ち”と誤読したプレイヤーが続出し、ペルソナの4コママンガで一時期人気になる等、各所でネタになった。漢字の重要さが分かる特殊攻撃である。
『真・女神転生Ⅴ』ではこの技そのものはなくなったが、似たような名前の刹那五月雨斬りが登場。命中率が低いが作中最強の威力を誇る物理スキル。命中率を上げる「龍眼」や回避されてもプレスターンが余計に減少しない「セーフティ」などとセットで運用したい。