概要
東方Projectに登場する摩多羅隠岐奈の衣装デザインにまつわる二次創作的アレンジの一つであり、隠岐奈の衣装が主に原作デザインに見る「前掛け」だけの状態を指す。
原作の隠岐奈の前掛け状の意匠には北斗七星が描かれているなど、隠岐奈の原典である摩多羅神の神性・信仰にも結び付く要素が象徴的に示されている。
隠岐奈の二次創作における「前掛けだけ隠岐奈」では実際に「前掛けだけ」であることもあれば、前掛け以外の上着やスカートは除きつつも冠や一部の装飾などはそのままというアプローチもあり、「前掛けだけ隠岐奈」が内包するバリエーションは多様である。
特徴的な冠はそのまま着用状態であることも多い。
また隠岐奈は『東方天空璋』では最初は椅子に座った状態で登場(stage6)しており、「前掛けだけ隠岐奈」においても着席状態と「前掛けだけ」デザインを組み合わせたポージングといった、隠岐奈ならではの要素と共に描かれることがある。
隠岐奈以外の「前掛けだけ」関連のデザインアプローチとしては、pixivでは八雲紫の「前掛けだけ紫」、八雲藍の「前掛けだけ藍」、純狐の「前掛けだけ純狐」、茨木華扇の「前掛けだけ華扇」などがみられている。
何のご縁か、ただならぬお方ばかりである。
なお、「前掛けだけ」というデザインアプローチの都合上、露出が多くなる、R-18に分類される創作となることもあるため、デザインの改変を望まない場合とあわせ、注意が必要である。
関連イラスト
- 様々な「前掛けだけ」アレンジの面々とともに(左から隠岐奈、華扇、紫)