剣藤犬个
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けんどうけんか
剣藤犬个は西尾維新の小説、伝説シリーズの登場人物。
地球撲滅軍第九機動室隊員。剣道着に竹刀袋を背負った剣道少女の見た目をしている。
空々空を地球撲滅軍に勧誘するために空々に口移しで薬を盛り、薬の効果で空々が寝ている間に空々の家族を殺害した。その後、地球撲滅軍所属となった空々の世話役を牡蠣垣閂に命じられ、同棲し空々の世話をする。
狼ちゃんという犬を飼っており、とても大切に思っている。
死亡率が100%の「小さな悲鳴」で生き残ったことから、地球からの「悲鳴」が聞こえないという才能を見出され地球撲滅軍にスカウトされたが、人類の3分の1を殺害した「大いなる悲鳴」を防ぐことが出来ず、「失敗した英雄」として不遇な扱いを受けている。
精神的に弱く、人間に擬態した地球陣を殺す際に精神安定の薬を必要とし、それでも地球陣を殺した日の夜は叫び、狼ちゃんを抱かなければ寝られない程である。
以下、「悲鳴伝」終盤のネタバレ注意
氷上法被との戦闘後、空々との仲が深まったことで花屋瀟の猛烈な「怒り」を買い、抹殺命令を下される。空々空が地球撲滅軍に入るきっかけを作ったとも言える飢皿木鰻は空々に剣藤を助けに行くよう促すが、空々は色々と理由をつけて断ろうとする。だが、飢皿木博士は「空々くんに助かってほしい」という本心を明かし、ついに空々は剣藤の救出に向かう。間一髪のところで瀬伐井鉈美を「破壊丸」で倒し、剣藤を助けた空々は行き場を失いながらも「絶対平和リーグ」への亡命を図る...。
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