概要
「ノーゲーム・ノーライフ」上での盟約。また、「ノーゲーム・ノーライフゼロ」での盟約。
ノーゲーム・ノーライフゼロ(以下大戦時)で、テトがリクが作った6つの答えを元にしたものを書き換えた。
本作の「ノーゲーム・ノーライフ」は、この盟約がないと成立しない、そして、作品内でも世界が成立しないであろう。
そしてテトがこの盟約を作り色々な種族は困っている。
ジブリールやアズリールの種族、天翼種では、魔法や身体能力を使わずに戦うため力が出せずに困っていた。
またプラムの種族、吸血種では血を吸うことが出来ないため繁殖どころか生き続けることも苦しい。
テトがこの盟約を書き換え、永遠に続くといわれていた大戦を終わらせる事になる。
またこの盟約は【十六種族(イクシード)】以外には通用しない(小説7巻で詳しく明らかになる)。
「ノーゲーム・ノーライフ」では。
唯一神の座を手にした神、テトが作ったこの世の絶対法則。
知性ある【十六種族(イクシード)】に対し一切の戦争を禁じた盟約──即ち。
- 【一つ】この世界におけるあらゆる殺傷、戦争、略奪を禁ずる
- 【二つ】争いは全てゲームにおける勝敗で解決するものとする
- 【三つ】ゲームには、相互が対等と判断したものを賭けて行われる
- 【四つ】゛三゛に反しない限り、ゲーム内容、賭けるものは一切を問わない
- 【五つ】ゲーム内容は、挑まれた方が決定権を有する
- 【六つ】゛盟約に誓って゛行われた賭けは、絶対遵守される
- 【七つ】集団における争いは、全権代理者をたてるものとする
- 【八つ】ゲーム中の不正発覚は、敗北と見なす
- 【九つ】以上をもって神の名のもと絶対不変のルールとする
- 【十】みんななかよくプレイしましょう
またこの盟約を見た際、空が、
「九で以上を持ってと言っているのに十って…」
の様な事を言っている。
だが原作小説でこの十がとても大事になるが…かなりのネタバレなのでやめておこう。
「ゲームやってて、楽しいって思ったことあるか?」
という事を聞いていたので、やはり十は大切なのであろう。
「ノーゲーム・ノーライフ」では、この盟約に誓って賭けをする。
ゲームの前に『盟約に誓って(アッシェンテ)』という言葉を言ってから始める。
大戦時では
リクがシュヴィと考えたこの大戦を生き抜くための【ルール(答え)】である。
大戦時人類種…いや、人間が戦争を終わらせるための手段でもあるーーーー。
- 【一つ】誰も殺してはならない
────理は、殺せば殺されるから。心は、誰も殺したくないから。
- 【二つ】誰も死なせてはならない
────理は、死なせれば死ぬから。心は、誰も死なせたくないから。
- 【三つ】誰にも悟られてはならない
────理は、悟られれば死ぬから。
- 【四つ】如何なる手も不正ではない
────心は、悟らなければ如何なる不正も不正にあたらないから。
- 【五つ】奴らのルールなど知ったことではない
────理は、同舞台では必敗だから。心は、殺し合いなどクソ食らえだから。
- 【六つ】上記に違反する一切は、敗北とする
────理は、徹底されないルールは無意味だから。
────心は、これらに違反した勝利に、価値を感じないから。
以上───やりたいようにやる……
(大戦時原作版小説6巻より)
大戦時人間はこの【ルール】を作ったリクを中心に、大戦を終わらせるようになる。
人間はこの【ルール】が使わる前に、『遺志に誓って(アシエイト)』動いてきたが、【ルール】が定められ『同意に誓って(アッシエント)』で動くようになる。