「兄上は私の、王子ロスリックの剣
だから、どうぞ立ってください
…それが、私たちの呪いです」
概要
今作のカギを握る四大ボス『薪の王』物語最終盤のダンジョン「大書庫」の最奥部にて待ち構えるボスにして兄弟の王子。
本来であれば薪の王となるはずであった弟、王子ロスリックは病を抱え、萎びた赤子として生まれ、何らかの理由により火継ぎを拒否しており、薪の王として祭祀場の玉座へ連れ戻そうとする主人公に対し兄、ローリアンを差し向け戦いを挑んでくる。
王子ロスリック
英語表記:Lothric, Younger Prince
薪の王たる運命に生まれたが、生まれながら病を抱え病弱な身であった。
兄王子ローリアン
英語表記: Lorian, Elder Prince
唯一1人でデーモンの王子を殺す実力者だったが、その後に弟の呪いを受け、声と歩みを失ってしまい言葉を発せなくなっている。
戦闘
登場ムービーでは弟、王子ロスリックは戦おうとせず兄王子ローリアンがこちらへ這いずりながら向かい、兄王子との一騎打ちになる。強敵だが何度も攻撃を与え、怯ませれば致命の一撃も入れる事が出来る為、頑張って戦おう。
倒すと王子ロスリックがローリアンを蘇生させ、兄の背中に背負われロスリックも参戦し、薪の王の力である残り火を宿して第二形態となる。
武器
- ローリアンの大剣
デーモンの王子を殺して以降、刀身は炎に焼かれ続けている。
ロスリックは魔術を使うが、武器も触媒も持たず扱うことができる。
技
ローリアン
- ローリアンの聖光
剣に聖光を纏わせながら上段に構え、一気に斬りおろすと同時に光の衝撃波を一直線に放つ。
- 戦技:ローリアンの炎
踏み込みのあとに剣で斬り上げ、それと共に地を這う扇状の炎衝撃波を発生させる。
- 奇跡:ワープ
自身に奇跡陣を展開し、光と共に姿を消した後で様々な場所へワープする。連撃途中でもワープ可能。
ワープ時は『惜別の涙』のような奇跡陣が現れる。
ロスリック
- 魔術:降り注ぐ聖光
小粒の聖光を複数上空に打ちだし、その後相手を追尾しながら飛んでゆく。
一度に全弾発射されるのではなく、2発づつ順番に発射される。
聖光は物理属性。
- 魔術:聖光の結晶槍
術者の手元から聖なる光弾を放つ。
光弾は僅かなホーミング性能を持ち、捕捉対象を緩やかに追いかける。
聖光は物理属性。
- 奇跡:蘇生
死者に祈りを込め、衝撃波と共に対象の体力を中程度回復させつつ復活させる。
奇跡陣は出ないが、復活時は『神の怒り』のような衝撃波が出る。
基本的な攻撃はローリアンの剣戟がメインではあるがロスリックが兄の隙をカバーしてくるようになり、ただでさえ手強いボスだがさらに強くなる。完全に倒すには王子ロスリックのHPを0にしないと撃破とならずローリアンを倒してもロスリックは何度でも蘇生させてくるため注意。第二形態は背後からロスリックを狙うかローリアンを倒して蘇生中のロスリックを狙うかが基本戦法となる。1戦目と同じく怯んだ時に致命が入るため利用して勝利を得よう。
余談
この二人の王子を倒して入手できる双王子のソウルからはそれぞれ「ロスリックの聖剣」「ローリアンの大剣」どちらか片方のみが練成できるが2周目でもう1つ双王子のソウルを入手しもう片方の剣を練成した後、祭祀場にいるルドレスに話しかけると「兄弟の剣をひとつに練成する」項目が現れ、ロスリックの聖剣、ローリアンの大剣双方の戦技を併せ持つ「双王子の大剣」が練成できる。
ロスリックとローリアン
双王子のソウルから生まれた二つの剣が
再び分かち難く結びついたもの
それは本来呪いであり、今は弔いでもあろう
双王子の大剣のテキストより
ゲーム内で明かされる情報を見る限りでは本作で起こる事態の発端を作った人物と言える。
ただ、本作では「薪の王となった者がどうなるのか」について語る人物も登場しており、その体験談を聞いた上で彼の選択をどう評価するかはプレイヤー次第である。
関連タグ
薪の王たち