概要
読んで読んで字のごとくその国家が持って使える、その国家の予算のこと。
ネット上では
ある一件以降本来の意味ではなく、「国家予算級の金額」、要するにコレやコレの比喩として使われる事が多い。
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真面目な解説
財政
そもそも国家予算(および地方公共団体の予算)とは、「財政」の一環である。
財政とは国家や地方公共団体の経済活動のこと。
つまり個人の買い物やお金のやり取りに財政という言葉は使わない。
日本の財政は財政民主主義に基づいている。
これは読んで字のごとく財政を民主主義で決する、つまり「国民が選挙で選んだ代表である議員(国会)(立法機関)が財政を行う」という意味だ。
図にすると
国民→【選挙】→議員→【立法】→法律→【財政】
のような感じ
そして、次の二つの原理が財政の根幹である。
☆予算制度
・「国民の代表機関による国家の収入・支出に対する定期的統制」
・要は、議員が国のお金の使い方(国家予算)を決めるという意味
☆租税法律主義
・「国民の代表機関による課税の決定」
・要は、議員が税金を決めるということ 何に課税するのか? 税率ははいくらのか?