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堂島晶

どうじまあきら

堂島晶とは、ジャンプSQで連載中のアミュー作『この音とまれ!』における登場人物である。
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CV:東山奈央

プロフィール編集

誕生日1月14日(山羊座)
血液型A型
身長・体重163cm・46kg
兄弟兄が一人
好きなものお味噌汁・煮物
苦手なものインスタント食品
所属団体生田流箏曲・椿会
呼ばれ方堂島先生、晶先生、あきちゃん先生
その他鳳月会家元の内弟子(後に解消)

人物編集

神奈川県立時瀬高校箏曲部外部指導者(ボランティア、後に正式な外部指導者に)。


鳳月さとわの実家である鳳月会の傘下にある椿会の跡取りで、19歳にして厳しい審査をすることで知られる全国箏曲コンクールにて最優秀賞に選ばれた実力を持つ音楽家。しかし、箏の才能はむしろ平凡で、並外れた量と質の練習でのし上がった努力の人として描かれている。

生田流箏曲指導者の資格を持ち、その力量も極めて高い。

現在の家族は祖母と兄・慧士。慧士は幼少期から音楽の才能に溢れ、箏のコンクールでも優勝を重ねた天才少年で、彼女にとっては憧れとコンプレックス双方の対象であった。両親と死別した際家族を養う為に彼は箏を辞め、結果として晶の心に重圧と歪みを残している。


椿会の主催者である祖母は鳳月会を乗っ取る野望を抱き、孫の晶を鳳月会家元の内弟子に仕立てた。箏を捨てたと思われたさとわが部活動とはいえ箏を続けていることを知ると、今度は箏曲においての息の根を完全に止める為に時瀬箏曲部に送り込んだ。

・さとわらの入部以降、突貫工事に等しいやり方で駆け抜けてきたこともあり、基本的な技術が疎かな時瀬箏曲部を叩き潰すつもりで厳しく指導するものの部員たちは折れることがなかった。

当初は後述のさとわとの因縁から嫌悪といってもいいほどの感情を抱いていた晶だが、真剣に箏と向き合う時瀬箏曲部員達の熱意とそれに基づく彼らの成長、そして、凡人であっても成功するまでひたむきに努力すれば天才演奏者たちと堂々と肩を並べられることを示されるに至って彼らと心から理解し合い、以降は信頼に足る指導者として時瀬箏曲部の仲間となった。


部員たちと打ち解ける前から言い方は厳しいとはいえ、彼女の指導の内容自体は琴を弾くうえで非常に重要なことばかりであり、部員に対するアドバイスなども的確なものばかり。滝浪が部員にとって一番必要だと考えている技術の底上げを指導するうえでこれ以上ないほど適任と言える人物でもある。本人もトラウマになっている初めて最優秀賞を取った時の映像を筝曲部が見た時は、全員が“一音を大事に”の意味を一気に理解して何も言わずに猛練習を始めている。

後に全国予選の審査員が筝曲部の演奏を聞いた際に音が他校とはまるで違う。一音一音の丁寧さと響きが他の比ではないと感じるほどに部員を成長させた。


神奈川県大会予選終了後にさとわが母と和解するにあたり、晶も椿会の再建に力を尽くす為鳳月会家元の内弟子関係を解消する。(この時、晶の祖母も改心し、時瀬箏曲部の演奏を心から認めた)また、それまでボランティアであった箏曲部の指導も、涼香が学校側に掛け合い、正式な外部指導者として改めて契約することとなった。


さとわとの因縁編集

晶がその名を知らしめることとなった全国箏曲コンクールだが、その彼女を圧倒する演奏をみせたのが天才少女の名をほしいままにしていたさとわだった。さとわは訳あってエントリーとは異なる曲を弾いて失格となるものの、その一音は晶の努力に裏打ちされた自信を打ち砕くには充分すぎるほど優れた音だった。どう足掻いても天才にはかなわないことを突きつけられた絶望から晶の心は「より深い出口の見えない闇」に呑まれ、次第に笑い方さえ忘れてしまうほど荒んでいく。そんな彼女を救ったのはかつて慧士が晶に語り、そして、天才であるさとわと愛に挟まれた凡人サネが彼女に発した同じ言葉、天才も凡才もない「できるまでやる」諦めない姿勢だった。「できるまでやったらできた」時、闇も絶対に越えることのできない壁も消えていった。

関連イラスト編集

この音とまれ! ー 晶滝浪先生と晶先生

関連タグ編集

宮城道雄

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